石原慎太郎はなぜパチンコ業界を嫌うのか (主婦の友新書)

著者 :
  • 主婦の友社
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本棚登録 : 70
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072799246

作品紹介・あらすじ

東日本大震災後の苛烈なパチンコ・バッシングを先導した大物政治家、石原慎太郎。彼はなぜ、パチンコ業界を嫌うのか-。政治とパチンコの知られざる関係、業界が経験した大激動時代の舞台裏、さらには「封入式パチンコ」構想が描く衝撃のパチンコ未来像を、タブーなき筆致で徹底的に暴き出す!一大センセーションを巻き起こしたベストセラー『パチンコがなくなる日』続編。

感想・レビュー・書評

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  • ぱちんこについて知りたくて読書。

    他の人のレビューにある通りタイトルの付け方は問題があるかと。

    ぱちんこは、法律的に平仮名なのは初めて知った。勉強になることが多い。

    しかし、ぱちんこ業界自体の基礎知識が乏しいので難解に感じた。

    『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』 (若宮 健)は、私も読んだが、事実誤認や誤記が多いとの指摘が事実であれば、残念。誤記はあったとしても事実誤認は物書きとしては大問題だ。

    本書から知りたかったぱちんこと北朝鮮、韓国などいわゆる在日との関係や現状を学びたかったが、触れられていなかった。

    現在、ぱちんこがバッシングされる原因は、この点だと思われる。この点を明確に説明できれば面白い。もし、巷や他書等で書かれている通りではないとしたら、真実を知りたい。

    読書時間:約50分

  • 石原慎太郎というよりは、平沢勝栄の描写が多いね。パチンコ政治家といえば、確かに彼だけども。
    大震災以後のパチンコバッシングに対してのコメントが厳しい。身内からすると、よくぞ言ってくれたという気持ちもある。私も著者の「換金行為を無くすべき」というスタンスには共感する。
    惜しくは、前著でもそうなのだがうわさ話や「某氏」という表現が多いこと。そこに真実味が薄れてしまう気がする。

  • 中身は色々と勉強になる事が書いてあって興味深かったな〜。でも残念なのは文章が読みづらいコト。もっと読み手にやさしい書き方をしてくれるとさらに良いかな〜と。「なぜ韓国はパチンコを全廃できたのか?」とあわせて読むと双方の主張がより理解できた。

  • C0295 まず、石原慎太郎氏に関しては、それほどの分量ではないです。あと、前著「ぱちんこがなくなる日」をもってくるのが気になりました。

  • 東日本の震災後のぱちんこ業界に焦点を当てた本です。

    私自身がぱちんこをやらないのでいろいろと新鮮な内容でした。


    ぱちんこについて書かれている本を読むのもこれが初めてなので、あくまでこの本の内容を信じたうえでの感想となります。


    本のタイトルにも書かれている石原慎太郎都知事。

    なかなかに汚い手を使うなと、感じました。

    石原さんが汚いというか、石原さんの周りが汚いというか、そもそも政治家事態が汚いというか。


    我々のような情報の入手経路が限られてる立場の人間は、テレビから流れてくる情報を鵜呑みにしてしまうことが多いということがわかっているであろうに、狙ってか狙わずか、ちょっと捻った形で真実を伝える手法を取るというのはいかがなものか。

    自分の都合のいいように情報を組み立てて発言するのはやめてもらいらいものです。

    (以下後程追記)

  • 読了。POKKA吉田氏の第2弾本。
    前作はぱちんこメーカーと警察との関係、規制についてだったが、今回はぱちんこ業界と政治家との関係。タイトルの石原慎太郎氏と平沢勝栄氏のことについて書かれています。
    またもや知らないことがたくさんあり勉強になりました(^-^)/
    最後の章のアンチぱちんこを憐れむは、ほんとに憐れむ感じですね(。-_-。)
    アンチの方もこの本を読んで、もっと勉強しないと。。

  • 石原慎太郎は本質的にはアンチではないのではとのこと。平沢勝栄はズブズブ。興味深いは消費税の話。業法で1玉4円に19銭の消費税が含まれるのが、税率値上げにするとその額も上昇するというカラクリ。4円に外税でもいいが、それをやると交換比率が変わり設備投資が巨額になるというのだ。パチンコ業界も消費税率アップで零細業者が淘汰される構造のようだ。あと韓国のパチンコ廃止のコラムもあり、日本のパチンコとは似て非なるもので、単純に「韓国でもできたのだから」は話にならないようだ

  • ツレがパチンコ好きで、関連番組を一緒に見てて、個人的にトークの面白さに注目している大崎一万発(おおさき・いちまんぱつ)氏が編集にかかわったのことで購入。でもタイトルはもう少し正確に書くべきだった。パチンコと言うとすぐに某世襲独裁国家を連想する人がいるせいか、アマゾンのレビューには明らかに読まずに批判してる人の情けない言葉が。ちゃんと読んだらその批判はピンボケだってのが分かるんだけどなぁ。タイトルを正確に、で「タイトルは正確に書くべき」理由は、パチンコと切っても切れない警察出身である平沢勝栄氏が、むしろ本書のキーパーソンであるから。平沢氏もテレビによく出ているセンセイではあるが、本のタイトルにするには知名度が今ひとつなので、こうなったとも理解できる。
    世間が思うほど、ビジネスとしてもギャンブルとしてもパチンコは儲かるものではない、実は警察だって「仕事してます的点数稼ぎ」上パチンコ産業を無視できないんだって理解できたら、この本をちゃんと読んだと判断していいかも!?

  • 興味があったから読んでみた。
    まぁ、読まなくても良かった。

  • 業界に身を置く著者が近年のパチンコ史と利権構造を熱く語っている。タイトルとは関係ない。パチンコをしないので理解不能。半分前後で投げ出してしまったので、石原慎太郎はなぜパチンコ業界を嫌うのかのが解らずじまい。最後まで読んだらわかったのかな?

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