- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072928240
感想・レビュー・書評
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泣くことで、ストレス解消をしようという内容。
66頁。
「他者の言動にふれ、感動して泣く。実は、これこそが涙によるストレス解消に大いに関係してくる涙です。」
95~95頁。
「共感して泣くという行為には、脳の中でも前頭前野の部分が深く関わっているとお話ししましたが、うつ病やうつ状態の人たちの場合、この前頭前野の働きが衰えている。「泣きたくても泣けない」のは、このことが理由のひとつであると推測されます。
前頭前野の機能が低下すると共感の能力が薄れてしまいます。他人と話したくない。会いたくもない。脳が許容量を超えていっぱいいっぱいになっているので、とてもそれどころではないのです。
そういう状態の人が少しでも元気を取り戻し、泣きたいと思ったときに泣けるようになったら、それは再出発に向けて歩き出した何よりのシグナル。徐々に回復に向かう場合が多いのです。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ストレスで潰れそうだった時に図書館で出会った一冊。涙を流してストレスを解消しようと思えました。
人間は涙を流すことで、交感神経優位から副交感神経優位にシフトし、リラックス効果が得られるのだとか。科学的にも認められていそうなので、ぜひ実践していきたいですね。
また、悔し涙はNGなので注意。あくまでも他者の言動に共感して泣くことが大切ですよ。 -
涙を流すとスッキリする。そんな風に思っていたけれど、医学的根拠があるようです。
“涙には3種類あり、ストレス解消になるのはひとつだけ…”
(カウンター担当/日向葵)令和5年6月の特集「うるうるブックス」