傭兵団の料理番 1 (ヒーロー文庫)

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  • 主婦の友社
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784074169245

感想・レビュー・書評

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  • 異世界にトリップした男シュリが料理で世界を変える。シュリと相手の二人の視点から見ている。

  • 料理好きな配管工のシュリ。買い物の帰りに光に包まれて、気づいたら物々しい傭兵部隊に囲まれていた。
    生き残るために志願して、傭兵団の料理番になったシュリは皆んなの胃袋をガッツリ掴んでいく。

    料理を振る舞うシュリ視点と、料理を食べる側の視点とが同時間を語るので、かなりまどろっこしくて、時間を損した気持ちに。
    最後に後世で語られる彼らの偉業は面白かった。
    でも、もう良いかなー。

  • 訳もわからず異世界に放り出された現代人が、料理の腕で大活躍、ってもうそんな設定見飽きたわっ。(^^;
    ただ、当事者の視点と後世の歴史家の視点が両方語られるってのは、良い工夫だと思いました。
    なんといっても、しあわせな結末が約束されているのは、読んでいく上での安心感が違います。(^^
    当事者視点も更に料理をつくる側と振る舞われる側の視点で語られていて、最初はくどいなぁと思いましたが、重層的ところが効果的で好印象です。
    魔法関係の設定も、割と独自色が出ていました。
    類書と比べてテクニックで一歩ぬきんでている感じ。
    続きが楽しみ。

  • 料理人志望が異世界トリップ.
    で,傭兵団に拾われてそこで料理番をすることに.

    傭兵団が美味い飯を食って元気になって
    大活躍するんだけど
    その大活躍部分はあっさり流す.
    何故かって?
    傭兵団が活躍する場所は戦場で
    活躍するってことは敵軍をバッタバッタと薙ぎ払うってことで
    それは戦記物のしごとだからね.
    そうじゃなくてコレは料理番の話だから.

    で,料理を作りつつ
    その合間に分子化学の話をしたりして
    傭兵団の戦力強化とかも….

    彼は知らない.
    その発想を得たことで傭兵団の敵対勢力の
    戦死者数が増えたことを.
    悲しいけどコレって戦争なのよね.
    味方の使者が少ない.
    ソレでいいじゃない.

    のちに栄達した,的な話が多いんだけど
    コレ傭兵団の主要メンバーの話が終わったらどうするんだろ?
    私,気になります!

  • 異世界に転移し、傭兵団の料理番として生きる東朱里の話。
    朱里が料理し、料理から何かを得て開眼し後の世に名を残す傭兵団の誰其。このパターンを繰り返していくが、いいな~と思う面と違うだろ~と思う二面性に気持ちが別れる。
    朱里の一言で家庭で役立つコンロを作りましたと、手榴弾もどきの人殺しし兵器を作りましたが同列で語られてて、結論いい話だな~ってなると、反発する。

  • ぶっちゃけ絵師買い。

    一芸人を助ける。
    一芸ってレベルのもんじゃないけどな。

    主人公の一人称のあとに同じネタで別人物の一人称ってなかなか見たことないスタイルの書き方だなぁ、と。
    アイデア勝ちなところも。
    登場人物の心情とか視点とかわかりやすくていいけど。

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