- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784074176748
感想・レビュー・書評
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#読了
タイトル買いした1冊!
読んでみたらめちゃ面白かった!
あたしが落語好きってのもあるのかも!!
続きが気になりますのでおっかけます!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本屋で見かけて1巻だけ買ったんですが、面白くて翌日続きを買いに走りました。
ネット小説ということで、そちらもちらっと読みましたが時そばは結構内容が変わっていて、文庫版の方が私は好きでした。
異世界転移系の小説のなかでは、主人公が落語家という異色ですが、それが面白い。
落語を通して異世界になじみ、異世界の人たちが触発されていき、異世界に合わせてアレンジされる落語を読んでると素直に作家さんに感心します。
これネットで無料で掲載されてたんだ……って思うとさらにすごい。
たまにお金払わせてください、って言いたくなる小説がありますが私的にはこのお話もそれ。いえ、文庫版で買ったんですけど。
荒唐無稽なネタになってるのに異世界だと違和感がない落語に、1巻はほんとずっと笑ってました。 -
エルフやドワーフがいるファンタジーの世界に噺家が迷い込んだら…。
あまり期待せずに読んだら予想を大きく外してすごく面白い。
おなじみの落語のネタも満載であまりにもおかしくて読みながら思わず吹き出してしまいました。
落語の監修が柳家 喬太郎というのも嬉しいですね~。
これ絶対次作も読みます。
いやー、面白かったー。 -
落語おもしろい!
異世界の設定が安っぽい感じでもっと作り込んで欲しいところですが、落語と組み合わせるとこうもおもしろくなるのか。
おもしろいだけでなく良いこと言ってます。 -
落語を知りたいという落語ビギナーにとって落語を知るファーストステップとなりうる本。むしろ、落語も知っていきながら、ファンタジーの世界も味わえる一つの石で二羽の鳥を射止められるような本。
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鈴本演芸場横のTSUTAYAで
落語関連本に紛れていたのを購入(笑)
落語家がファンタジー世界に召喚されて
世界を救う(!)ことになりそうな話。
落語とハイ・ファンタジーの両方に
抵抗がない人はその融合感に中々感動できそう。
考えてみたら江戸を舞台にした落語も
現代人からしたら一種のファンタジーで、
落語の世界もエルフやドワーフの出てくる
ハイ・ファンタジーも意外と相性が良いのかも。
「日本語に近い言語を話すファンタジー世界」、
「ファンタジー世界に住む登場人物がテレビから現実世界の文化を学ぶ」という
設定が都合がよすぎる気がするけど、
落語には都合の良い展開はつきものですしね。 -
ネット発の数ある異世界物の中でも異色の、噺家を召喚した物語である。本格的に落語を扱っていて、モデルとなったらしい柳家喬太郎氏が監修を務めている点においても、異色の作品だろう。
筋立てとしては、元となる落語(例えば元犬)を異世界風にアレンジし(元竜及び元スライム)、それによって魔族の侵攻に喘ぐサイトピア国を少しずつ盛り立てていく物語になっている。
主人公である楽々亭一福の飄々とした落語家らしい立ち振る舞いも含め、非常に完成度の高い作品だ。おそらく、ネット発の物語の中でも指折りの作品だろう。
ネット版もある程度読んだ上での感想になるが、一冊としてのまとまりを持った構成の仕方なども達者である。
ただ、ネタとなる落語が「時そば」から「青菜」に続く形になっていて、笑いの引っ掛け方が似通ってしまった点は残念に思えた。
その点を気にかけて、星四つ半相当と評価している。 -
最近流行りの異世界もので安直に落語くっつけただけかと思いきや意外と面白いです。
世界が違っても人種が違っても伝わる落語の面白さみたいなのがちゃんと書いてあるので落語好きな人が読んでも満足できるのではないでしょうか。 -
最近落語に興味がわいてきて、タイトルで購入。
異世界に召喚されてしまった落語家の一福さんが
すばらしい順応性を発揮して召喚された世界に
笑いと和をもたらすお話しでした。
「エルフやドワーフが住む剣と魔法の世界」は
他のファンタジーや映画でなんとなく知っている
世界。
どちらかというと落語のほうが自分にとっては
観る・触れる機会が少ないもののような気がします。
一福さんの噺は、もともとある落語の噺をファンタジーの
世界に通用するようアレンジしているとのこと。
私は元の噺をまだ知らないものも多いので、
これから自分の世界の落語もみてみたい、と
読みながら思いました。
2巻以降早く出てくれたらいいなと期待しています。