みんなひとみしり 聞きかたひとつで願いはかなう

著者 :
  • 主婦の友社
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本棚登録 : 19
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784074324101

作品紹介・あらすじ

■仕事も人間関係もうまくいく!人生を輝かせるヒントは、いつも人との会話の中にある。1万人をインタビューしたコミュニケーションのプロによる「自分も相手も幸せになり、願いがかなう」コミュニケーション術。■「人と会うと疲れてしまう」「自分の意見をはっきり言えない」「初対面の相手と話すとドギマギしてぎこちなくなってしまう」「気になる人と話せない」「話が途切れるのがこわい」……日本人の大半が当てはまるという「ひとみしり」な性質。「どう話すか」より「どう反応するか」が大事。話を聞く時のちょっとしたコツや意識の改革で、ぐっと会話が楽になる。そんな方法をお伝えします。■会話を始める前に、街行く人の会話を聴き、観察するクセをつける。自分から話題を振ろうとせず、リアクションに専念する。相手の話しぶりから、キャラクターやニーズをつかむ。ちょっとした自己開示をする。会話の中から知らなかった自分を発掘する……など。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルに惹かれて読んでみた。
    「会話浴」など納得できるものもあれば、
    人見知りの人には厳しいかも?というのも
    あった。

    ひとみしりを改善していくことで
    世界が広がっていくことを実感した。
    できることから始めてみたい。

  • 私はよく、「人見知りなんです」と言うと
    「えーっ!?嘘でしょ。全然そんな風に見えない」と驚かれます。
    10人中9人はそう言われるんです。
    でも、なんちゃって人見知りなんではなく、この本を読んでいくと当てはまる部分もあり、あぁやっぱり人見知りなんだなと思いました。そもそも、日本人の大多数が人見知りなんだそうです。きっと人見知りのベクトルが色んな方向に向いていて、強さもバラバラで、パッと見人見知りに見える人とそうでない人がいるのかもしれないですね。
    この本には、人見知りを脱却し晴れて人付き合いが苦痛でなくなるエッセンスがたくさん散りばめられていました。
    特に私の中でビビっと来たのは、【自分を大切にすることが会話の第一歩】のところ。私はしばしば、考え過ぎて自分の気持ちを相手に言えないことがあります。そんな私に対して「自分を感じて心の声を素直に出すことは、なにをおいても自分を大切にすることに他なりません。」「あなたは壁ではありません。生きている人間です。言いなりになる必要はありません。」「自分を大切に扱うことが、相手との会話の一歩になる」という本文の言葉は強く印象に残りました。

    相手の話を聴きながらも、希望を伝えることは相手への思いやりになる、という新しい学びにも繋がりました。途中から若干斜め読みになりましたが、大事なキーワードは目立つようになっていたので気になるワードは前後を読んだり出来て良かったと思いました。

    巻末の人見知り改善60日スケジュールを早速明日から試したいと思います(笑)

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著者プロフィール

東北大学高度教養教育・学生支援機構准教授、学習支援センター副センター長。東北大学大学院教育学研究科教育情報アセスメントコース兼務。専門:教育行政学、生涯学習・社会教育。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。主要著書・訳書:『学習するコミュニティのガバナンス:社会教育が創る社会関係資本とシティズンシップ』(明石書店、2014年)、『多様性が拓く学びのデザイン:主体的・対話的に他者と学ぶ教養教育の理論と実践』(編著、明石書店、2020年)、『社会関係資本:現代社会の人脈・信頼・コミュニティ』(共訳、ジョン・フィールド著、明石書店、2022年)など。

「2023年 『学習の環境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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