おぎうち・かつゆき 1943年生まれ。神戸市外国語大学卒業、バルセロナ大学文学部 イスパニア研究科卒業、神戸市外国語大学大学院修士課程修了、 1970年、東京経済大学専任講師、助教授を経て教授。 神戸市外国語大学で『ドン・キホーテ』の訳者・高橋正武の教えを受け、 本邦・四番目に『ドン・キホーテ』を完訳。児童文学の創作や 『好色五人女』の研究も行うユニークな文学研究者。 著書に 『ドン・キホーテの食卓 新潮選書』（新潮社、1987年）、『スペイン・ラプソディ プロフェソール・オギウチのスペイン"的"ウォッチング 狂詩曲』（主婦の友社、1989年）、『コロンブスの夢 とんぼの本』（篠田有史 との共著、新潮社、1992年）、『おっ父ったんが行く 福音館日曜日文庫』（荻内勝之 著、桂川潤 画、福音館書店、1994年）、 訳書に 『ウナムーノ著作集 5』（所収「内部の調」訳、法政大学出版局、1973年）、『フェデリコ・ガルシーア・ロルカ 3 （1931-1936）』（所収「五年経ったらー戯曲」訳、荒井正道 等編、牧神社出版、1975年）、『ペルシーレスとシヒスムンダの苦難 上・下』（ミゲル・デ・セルバンテス 著、『世界幻想文学大系 第16巻』紀田順一郎、荒俣宏 編、国書刊行会、1980年：『ペルシーレス 上・下 ちくま文庫』、筑摩書房、1994年：「セルバンテス全集 第７巻 『ペルシーレスとシヒスムンダの冒険』」ミゲル・デ・セルバンテス 著、鼓直 責任編集、水声社、2017年））、『日向で眠れ・豚の戦記 ラテンアメリカの文学９』（ビオイ=カサーレス 著、集英社、1983年：『豚の戦記 集英社文庫』、1994年）、『国王 スペイン国王ドン・フアン・カルロスⅠ世との対談』（ホセ・ルイス・デ・ビラジョンガ 著、オプトコミュニケーションズ、1994年）、『ドン・キホーテ 前篇・後篇 各、上・下』（セルバンテス 著、新潮社、2005年）等がある。 「2021年 『イスパニア国王フェリーペ二世に裏切られた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」
本棚登録 : 
感想 : 
