集英社版 日本の歴史 (10) 戦国の群像

著者 : 池上裕子

制作 : 児玉 幸多  林屋 辰三郎  永原 慶二 

• 集英社 (1992年3月6日発売)

作品紹介・あらすじ

「下剋上の世」「一揆の世」といわれ、苛烈な自力救済の論理が社会を支配していた戦国時代。北条早雲、斎藤道三、武田信玄、上杉謙信など、名だたる戦国大名たちの領国を支えた村や都市の人びとは、戦乱の世をいかに生きたのか。「百姓の持ちたる国」加賀に象徴される一揆勢力は、いかにして独自の地域支配を打ち立てていったのか。-戦国時代を「群雄」でなく「群像」の視点からとらえなおし、新しい戦国史観を展開した待望の書。

感想・レビュー・書評

[titowg7さんの感想 · 2016年10月28日]

地域史

[kaizenさんの感想 · 2011年6月19日]

記録に残る歴史は、勝者の歴史の場合がある。
しかし、本書では、勝者の歴史だけに限定せず、幅広い視点で戦国時代を捉えようとしている。
写真、図が豊富で綺麗なため、読み物としても楽しむことができる。
蝦夷、琉球に関する記述もある。