学習まんが 日本の歴史 3 仏教の都 平城京 (全面新版 学習漫画 日本の歴史)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784082391034

作品紹介・あらすじ

まんががおもしろい、だから歴史がわかる

集英社創業90周年記念企画『学習まんが 日本の歴史』全20巻

第3巻は、「仏教の都 平城京」《奈良時代》

大宝律令のもと、土地や税の新システムがスタート。聖武天皇は平城京で仏教中心の政治をおこないます。奈良時代は、女性天皇が活躍した時代でもありました。


第1章 平城京への遷都
第2章 聖武天皇と大仏造立
第3章 奈良時代の暮らし
第4章 海をこえた鑑真
第5章 藤原仲麻呂と女帝

感想・レビュー・書評

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  • 女帝の時代。女だから男だからではなく、能力があるものが上位に就く。そして実際、大きな成果を出して、また能力ある者に王位を継承する。
    この後、日本は長らく男尊女卑の時代が続くけど、近年またこの頃に近づいてきたのかもしれない。

    この頃、奈良の大仏が作られている。争いに明け暮れる人々を一つにまとめたのが、祈る心であり、大仏を作るという一つの目標だったのであろう。しかし、あやふやだった日本の仏教には、真の教えを説く先生が必要だと。
    そこで登場するのが鑑真。
    鑑真は6度目にしてようやく日本に到着できたとは、すごい執念。

  • 仏教が政治的な意味合いを一層強め、藤原氏と天皇家の対立も浮き彫りになったのが、奈良時代だと思った。
    大化の改新で政権に入り込んだ藤原氏は長屋王の変を起こすが、これが却って呪いを引き起こしてしまう。
    仏教を国の中枢においた聖武天皇は、奈良に大仏を建立するために、行基に全国を行脚してお布施を集めていたのは面白かった。
    寺が免税対象になるがために、出家する農家が続出し、質の低下を招いてしまい、鑑真が戒律を定める。

  • 基本的な通史を復習するために。

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著者プロフィール

漫画家 東京都に生まれる。1980年『少年ビッグコミック』(小学館)にて「10月のメモリー」でデビュー。少年誌や小女誌などで短編読み切り作品等を経て、1982年から同誌で連載された『気ままにウルフ』が初の長期連載作品(単行本全8巻)となる。また、『法律の抜け穴』シリーズ、企業コミックやイラスト挿絵などを手掛け、1993年から三省堂の中学英語教科書『New Crown』の編集委員として10年間イラストを担当する。代表作に『赤い靴はいた』、『緋が走る』(1999年NHK、ドラマ化)、『島根の弁護士』(2007年フジテレビ、ドラマ化)など多数。ピエゾコミックhttp://www.geocities.jp/ao10132000/

「2020年 『憲法の子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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