ひろすけ童話絵本 ないた赤おに

著者 :
  • 集英社
4.10
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本棚登録 : 73
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784082990107

作品紹介・あらすじ

さびしがりやの赤おにと、孤独に耐える強さを持つ青おに。なぜ赤おには人間と仲良くなりたかったの?赤おには青おにの友情に気づくのが遅すぎたの。

感想・レビュー・書評

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  •  心優しい赤おには、人間と仲良くなりたくて立て札を立てます。「ドナタサマモ オイデ クダサイ」。しかし、村人たちは赤おにを怖がって近寄ろうとしません。毎日一人ぼっちで寂しがる赤おにのもとに友達のあ青おにがやってきます。青おには、赤おにが村人たちと仲良くなれるようある作戦を思いつきますが、それには嬉しいことばかりではなく損をすることもありました。

  • 【あらすじ】
    さびしがりやの赤おにと、孤独に耐える強さを持つ青おに。
    なぜ赤おには人間と仲良くなりたかったの?
    赤おには青おにの友情に気づくのが遅すぎたの。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00314160

    昭和の名作中の名作童話がモダンに甦ります。
    人間と仲良くなりたい赤おに。その気持ちを汲んで、自ら悪役を買って出る親友の青おに。やがて村人たちは競って赤おにの家を訪れるようになります。けれども…。青おにの友情に涙する一冊です。

    (出版社HPより)

  • 装丁/池田進吾(67)

  • 人間と友達になりたい赤鬼。親友の青鬼と一芝居うちました。青鬼が人間を襲ったところを、赤鬼が青鬼退治して、人間を助けたら、人間に信用されて友達になれるのでは・・・と。芝居はうまくいき、赤鬼は人間たちとお茶をのんだり、寂しくなく毎日をすごすようになれた。けれど、久しぶりに青鬼を尋ねてみれば、青鬼の家はからっぽ。置き手紙には、赤鬼と青鬼が友達だとばれたら、人間たちに信用してもらえなくなるから、自分は旅にでるという。「どこまでも、きみの友だち、青鬼より」・・・赤鬼はかけがえのない友達を失って涙を流す。
    イラストがユーモラスなかんじ。

  • 「なにか 一つの 目ぼしい ことを やりとげるには、きっと どこかで いたい おもいか そんを しなくちゃ ならないさ。」

  • 何度読んでも泣けてきますね。
    赤鬼を思う青鬼、青鬼の優しさに切なくなります。いろんなことを考えさせられるひろすけ童話。。素晴らしいですね。

    nakabanさんの絵がいい!素敵な色づかいと説明しすぎない絵に、惚れました。

  • 赤くんと青くんの友情に涙です。

    人間と仲良くなりたい赤くんの為に、親友の青くんが悪者になって一芝居打ち、赤くんが人間と仲良くなれたのを見届けた後・・・というお話です。

    居なくなってしまった青くんの気持ち、自分の為に悪者になってくれた親友が消えてしまった赤くんの気持ち。
    どちらもとても悲しくて切ないです。

    この本の続きがとても読みたい。
    きっと赤くんは青くんを見つけ出すから。

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著者プロフィール

1983年、山形県高畑町に生まれる。童話作家として50余年の間に、約1000編もの童話や童謡を世に残し、「日本のアンデルセン」とも呼ばれている。代表的な作品に『りゅうの目のなみだ』『よぶこどり』『むく鳥のゆめ』などがある。1973年、80歳でなくなる。

「2013年 『講談社の名作絵本 ないたあかおに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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