恐怖チャンネル 不幸をまねくコトリバコ (集英社みらい文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784083216671

作品紹介・あらすじ

7つの怖い動画を収録。人気シリーズ第3弾!

恐怖チャンネルの更新が止まった――!?
Kチューバ―・キョウの異変に気づいた大輔&翼は、『#読んではいけない本』『#呪われたフリマアプリ』と、過去の動画を次々と見ていく。
『#コトリバコ(=子取り箱)』というなぞの男Kが投稿した動画にたどりつき…。
キョウがKチューバ―になった、悲しい過去を知ることに!!

感想・レビュー・書評

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  • Kチューバーのキョウのチャンネルが更新されていないことに気がついた大輔と翼。地図にない村の動画すら公開されていない事を不審に思った2人はキョウに何かあったのではないかと調査に乗り出すが……。

    ***

    恐怖チャンネルの3巻を読了。恐怖動画ばかりが投稿されるKチューブで人気を博している「恐怖チャンネル」の更新が止まったことに端を発する。こちらは恐怖チャンネルの最新刊であり、恐怖チャンネルの解説者であるキョウの過去に大きく踏み込んだ一冊であった。
    また、前作から物語に多くかかわり、キョウに恨みを抱いているKチューバー、コトも多く登場し物語はまさに佳境といった印象。 こちらの巻もそれぞれのチャンネルに投稿された動画を大輔と翼の目線で視聴し、その動画から得た情報をもとに恐怖チャンネルの交信が途絶え、キョウが行方知れずになってしまった原因を探る。そしてその過程でキョウの過去が知れるわけだが、思っていたより暗い過去がありそう。また、コトの過去話もできてより一層今後が気になる展開である。ただ、残念なことにこちらの一冊ではすべてが明かされず、続きがありそうだった。 調べてみたのだが、2023年現在続きは出ていない。この巻が出るまでは4か月おきぐらいの感覚で出ていたので続きは出ないのだろうか……。

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著者プロフィール

藍沢羽衣
宮城県に生まれる。会社員をしながら創作活動に励む。第12回ジュニア冒険小説大賞で佳作、第12回北日本児童文学賞の最優秀賞を受賞、第4回集英社みらい文庫大賞の優秀賞を受賞。デビュー作は「銀色☆フェアリーテイル」シリーズ(小学館ジュニア文庫)。おもな作品に、『ホーンテッドクラブ』(ポプラキミノベル)、「怪奇警察メイ☆カイ」シリーズ(講談社青い鳥文庫)、「恐怖チャンネル」シリーズ(集英社みらい文庫)などがある。

「2023年 『昆虫レストランななほしへようこそ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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