卵子を守る! 妊活レッスン

著者 : 放生勲

• 集英社 (2013年2月26日発売)

作品紹介・あらすじ

妊娠の決め手の、卵子が、今危ない!?独身女性にも読んでほしい、女性の大切な体の真実を知って、妊娠力をつける。1500組を妊娠に導いた医師からの警鐘のバイブル。おめでた妊活レシピも紹介。

感想・レビュー・書評

[世阿弥丸さんの感想 · 2021年11月7日]

卵子は生まれた時から減少、劣化し続けている
それを止めるのは、生理を止めること(妊娠する事)

↑確かに保健体育の授業とかでも習わなかった

情報の信憑度、特に不妊治療については著者の信者？とそうでない人の落差がかなりあるようなので丸呑みし過ぎず参考程度としたい。

[rissoleさんの感想 · 2018年12月27日]

今不妊治療に行ってるが、自分の知識を増やしていくことの大切さを実感。基礎体温表をもっと活用しよう！

[hirosshirosshiさんの感想 · 2018年9月13日]

妊娠や女性のことを何も知らなかったので、読んでよかった。
子供や自分の人生のこと、改めて考えてみようと思った。

[goronyanさんの感想 · 2013年7月10日]

卵子は老化すること、不妊治療とはどのようなことをするのかなど、現実を教えてくれる本。

卵子の老化を遅らせるにはどうしたらよいかが、もっと書いてあったら、なおよかったと思いますが、結局はとるべき栄養素を摂取して、健康的な生活をするしかなくて、これといった方法はないんでしょうね。

その意味では、 現実を知ってもらうためにも、20代の女性に是非読んで頂きたいと思います。

[moitokoさんの感想 · 2013年4月11日]

卵子が老化するという現実を、日本女性に

[mimitchymitchyさんの感想 · 2013年2月24日]

「卵子はエイジングする。
こども2人以上を望むなら、早めの出産を☆」という
多くのカップルに不妊治療を施しているお医者さんのメッセージ。

TOPIX
・卵子は35歳を境に急激に老化する
・女性が子どもを持ちづらい今の日本社会への考察
・長子は物心つけばしばしば「きょうだいがほしい」と言うもの
・子供の立場に立ってライフプランニングをしてみよう
・夫婦が互いに思い遣り合う幸せなセックスライフを
・基礎体温グラフをつけて女性は身体を守ろう
・そもそも「不妊」とは？
・BMI値22 が最も病気になりにくい体型


新米で無知なぼくにとっては、とても勉強になりました。



ひとつ残念なのは、30歳前後のキャリアレディに向けて書いている本とのことなのですが、
そのキャリアレディたちに振り向いてもらうだけの説得力は乏しいように思える点です。

「バリバリのキャリアレディたちが、子どもにめぐり合うことで人が変わったように穏やかになるケースをたくさん見てきた」との感想を展開しているのですが、
単なる結果論であるとも言い得ると思います。

この本が売られていた本と同じ本棚には、
「どうやって子どもを愛せばいいの？」とか、悩んでいるお母さんへのメッセージが詰まった本もたくさんありました。

子を持つことは、夫婦にとっても「懸け」という側面があると思います。
未知の道であれば尚更。

子を持つことで人として成長した親たちのインタビューを載せ、
キャリアレディの不安に応えるような内容にすれば、もう少し説得力があるかな。


しかしそれをやると紙面が増えてしまうので、他の書に譲っているのでしょう。

著者プロフィール

こまえクリニック院長。医学博士。1987年、弘前大学医学部卒業。89年から90年まで、ドイツ政府国費留学生としてフライブルク大学病院およびマックス＝プランク免疫学研究所に留学。東京大学大学院医学博士課程修了。東京医科歯科大学難治疾患研究所勤務を経て、99年、こまえクリニックを開院。自ら経験した不妊治療に対する疑問から、内科診療のかたわら2000年に「不妊ルーム」を開設。現在までに8800組以上の不妊に悩むカップルの相談に応じ、そのフォローアップから、2000組以上を妊娠に導く。著書に『妊娠力』（主婦と生活社）、『決定版 妊娠レッスン』(新潮文庫)、 『卵巣セラピーで妊娠体質をつくる―内科医だからできる妊活サポート』（扶桑社）など多数。

「2020年 『妊活力！』 で使われていた紹介文から引用しています。」