「閉経」のホントがわかる本 更年期の体と心がラクになる!

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784083331602

作品紹介・あらすじ

女性なら誰にでもやってくるもの、それが「閉経」です。
日本女性の閉経年齢はおおよそ51歳。閉経の前後10年間を指す「更年期」には、ありとあらゆる心身の不調が起こりやすくなります。

それなのに、「閉経」「更年期」という言葉を口にしにくい時代が長かったために、誤った知識をもつ人のなんと多いことか…。大切なのは、ヘルスリテラシーを高め、閉経後も続く人生をもっと楽しく、ポジティブに暮らすこと。女性の日常とは切っても切れない「女性ホルモン」の常識を正しく知れば、閉経前後に突然おそってくるさまざまな不調も乗り切れます!
たとえばこんな悩みや不調を感じていませんか?

ホットフラッシュやほてり、のぼせ。
頭痛、動悸、息切れ、のどが詰まる。
めまい、耳鳴り。
手指のこわばり、手足のしびれ、関節痛。
首・肩のこり、背中痛、腰痛。
お腹の張り、便秘、下痢、腹痛。
むくみ、冷え。
目や皮膚のトラブル。全身の乾燥。
乳房の痛み。尿もれ。
だるい、疲れやすい、睡眠障害。
うつ、イライラ、情緒不安定。
意欲や記憶力の低下。

こうした予期せぬ不調に見舞われたとき、「なぜそうなるのか」「どう対処すればいいのか」「どこに相談したらいいのか」を、最新の知見をまじえてわかりやすい言葉でまとめた、いまだかつてない【閉経本】です。
長年、女性医療の重要性を発信し続けてきた婦人科医・対馬ルリ子氏と、ナチュラルなラ
イフスタイルを提案する美容家の吉川千明氏が、130回以上開催してきた「女性ホルモン
塾」の経験値をもとに、それぞれの立場と自らたどってきた体験から女性のリアルな悩みに的確に答えます。

第1章 あなたの知らない「閉経」のリアル!
第2章 おさらい!「女性ホルモン」の基礎知識
第3章 見逃さない!あきらめない!閉経前後の「体の不調」
第4章 尿もれにも肥満にも。欠かせないのは「骨盤底筋」ケア
第5章 悩んでるのはあなただけじゃない!閉経前後の「心の不調」
第6章 婦人科と賢くつきあう「患者力」を育てよう!
第7章 SOSが止まらない!閉経前後の「美容トラブル」
第8章 早めのケアで差がつく!閉経前後の「乾燥トラブル」
第9章 不調がラクになる!令和版「女性ホルモン対策」
第10章 知ることで心の準備を!閉経前後に「かかりやすい病気」
第11章 「60歳」になったら気をつけたいこと
第12章 自分の体のこと知ってる?1年に1回は受けたい「女性検診」

付録として、受診の際に役立つ自分情報をまとめたり、検診データを記入して体調の変化を確認できる、保存版の「マイカルテ」も。
女性の人生の第2章を、明るく前向きに生ききるための知恵が満載! 全女性必携の一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 女性ホルモンのスペシャリスト、対馬ルリ子と吉川千明が徹底解説 日本初の“閉経本”「閉経」のホントがわかる本~更年期の体と心がラクになる!2020年9月4日発売|吉川千明事務所のプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000064305.html

  • 図書館で借りました。
    更年期世代なので、参考にしようと思って。
    始めは、情報過多になると神経質になるから、余り良くないかな?と思っていたのですが、自分の体は自分で守るという意識づけの為には、必要な本だと思います。
    私達はあまりにも、自分の身体の事を知らなすぎる!
    だから、必要事に手にとって読むだけでも、意識はずいぶん変わると思います。
    余り怖がらずに、更年期そして
    閉経後の身体を知る事が大事だと教えてくれた一冊です。

    婦人科には、かかっていますが、
    身体全体を診ていただける女性専門外来の婦人科を探そうと思っています。

  • とてもためになりました。
    更年期って生理が終わるだけだと思ってたけど、想像以上に心身への影響が大きいことがわかった。よく聞くホットフラッシュだけじゃない。そう考えると、自分もすでに更年期な気もする。ただ漠然と心配するのではなく、どういうメカニズムでどんな症状がありどう対処すればいいか知ることができてよかった。

  • 婦人科には通っているが、系統だてて医学に関する知識を得る機会は殆どない。かつて通っていた女医の婦人科の診察に疑問を抱いてから、鵜呑みでなく自身で情報収集し、自分にあう診療をみつけることを学んだ。ガンで亡くなった知人やサバイバーの友人もいることだし、ほどほどに気をつけよう。

  • 生理だけでなく母乳育児も学校で学ぶべきだよな~

    と思っていたら、ここへ来て更年期!

    更年期に関しても全く無知で、これも学校で学ぶべきだよな~とつくづく。

    ホットフラッシュ以外の症状が出た自分としては、これは更年期なのか?いまいちわからず現在情報収集中。

  • 知らないことも知りたかったこともいろいろ、とても参考になりました。
    ただ、全部やろうと思うと、忙しいなあ。
    できるだけ元気にキレイにいたいけど…メンテナンスは大変だ。

  • こんなにも、知らないことが多いとは。
    更年期の方も、それより前の方も、ご一読おすすめ。
    できれば、その年代のパートナーを持つ方にも、読んてほしい。
    HRT(ホルモン補充療法)に大変興味があるが、婦人科ではまだまだ、病気じゃないし、みたいに言われそうで敷居が高い。

  • わかりやすくまとめてあります

  • 【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
     https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/458102

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著者プロフィール

医療法人社団 ウィミンズ・ウェルネス
女性ライフクリニック銀座・新宿伊勢丹 理事長
産婦人科医師、医学博士
専門は周産期学、ウィメンズヘルス
1984年弘前大学医学部卒業、東京大学医学部産婦人科、都立墨東病院周産期センター医長を経て2002年ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニックを開業。以来、女性のための総合医療(女性用ドックや検診、健康医療相談、産婦人科、乳腺科、内科、泌尿器科、皮膚科などのヘルスケアチームによる医療)を実践している。2003年に女性の心と体、社会との関わりを総合的にとらえ女性の生涯健康を支援するNPO法人女性医療ネットワークを設立、全国約500名の女性医療者とともに、さまざまな情報発信、啓発活動、政策提言等をおこなっている。2020年には、困窮する女性、行き場のない女性を、支援者が連携して助けるしくみ「日本女性財団」を女性医師や女性経営者の協力で立ち上げた。主な著書・監修書は『「閉経」のホントがわかる本』(集英社)、『プレ更年期1年生』(つちや書店)など多数。

「2022年 『更年期、私のトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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