- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086007092
作品紹介・あらすじ
赤ん坊からおばあちゃんにいたるまで、美人でも不器量でも、女性という存在そのものをとにかく無条件で愛する船乗りヒューリオン。そんな彼でも唯一苦手とする女性がいた。治療師シーリアだ。ある時、見知らぬ老婆に親切にした彼は、西の森の泉に行くことをすすめられる。そこで目にしたのは、カカシよりも無愛想なシーリアが、地面に両ひざをついて傷ついた獣のように泣いている姿だった。
感想・レビュー・書評
-
エネアドの3つの枝ラストの3作目。
まさかのセクシー担当だったとは。
ドキドキしたりくすっとしたり、これが少女小説の良さだよな~。
3作ともとてもおもしろかった!
順番を付けるならそれでも>最後の>女嫌い、かなあ。
三者三様の癖のあるヒロインとヒーローたちだった(笑)みんな長所と短所があって、それがとても新鮮!当たり前のような感想だけど、最近のって金太郎飴みたいな一途なドジとかツンデレとか俺様なキャラばっかりで辟易していたところだったからよけいかも。
樹川さんは時の竜と水の指輪しか読んだことがなかったけど(すごく大好きだった)他のも読んでみようと思います。シリーズ多くて手が伸びなかったのよね。
またイラストの木々さん!
これまた大好きな漫画家さんだったりします。つまりジャケ買い。木々さんいまなにやってんだろう。どこかで漫画かいてるのかな。木々さんのバリエシリーズも耽美で素敵なのでオススメです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三部作のなかで一番キュンキュンした!
エネアドの三つの枝シリーズ、完結! -
3部作の最後。
雰囲気は楽魔女始まる前の樹川さん作品系でした。
ヒーローは女たらしで軽くて明るくてこれが一番好きでした!
ヒロインとストーリーは2作目かなぁ…
とりあえずハーレクイン見たいでs
イラストの方もハーレでちょっと描いてますしねぇ… -
エネアドシリーズ最後の作品。
1作目で気になっていたヒューの話だったので期待してたんだけど、なんか思ったイメージと違うなぁ。
3冊の中では一番甘かったような気がする。1冊目のあとがきで「オラオラえーかげんくっつけや!」っていう話って書いてあったけど、この3冊目こそそう思ったよ。いいかげんくっつけよ、って。
そして一番ファンタジー色が強かったのかな。でも二人の甘々さの方が強かったので、全然ファンタジーを感じなかったよ。前の2冊の方がまだそんな雰囲気がした。
なにはともあれハッピーエンドでよかったよかった。 -
エネアドの木の枝シリーズ第三弾にして、ラスト。
ミステリアス美女とがっしり体育会系野獣?のカップリング。
木々さんのイラストが美しいです。こういう、ミステリアス~な表情が素晴らしい。
前二作同様、これも王道なラブストーリーなんですが、随所随所できちんとツボをおさえてくれるので、きゅんきゅんしたいひとにはぴったりです。 -
このシリーズは3連作なのですが、その中でも私はこれが1番お勧め!
ちょっと切なくて、幸せな物語です。 -
2007.08.16読了
エネアドシリーズの中ではやっぱり
1作目のが一番よかったかなぁ〜
-
シーリアの謎がもうちょっと複雑かと思っていました。ベタベタしている割にはキュンキュン度は低かったなぁ・・・
-
女たらしと、周囲の人々から恐れられている治療師の物語。
女たらしも、恋をすると、ただの役立たずな男になるという事で。
周囲の人々が魅力的。特に侯爵家の放蕩息子!実際に傍にいたら、きっと憎めないだろうなぁと思う。 -
最終話ながら、いちばん最強にバカップルなお話でした。
ヒュー、セクハラしすぎ(笑)