花咲く丘の小さな貴婦人 寄宿学校と迷子の羊 (花咲く丘の小さな貴婦人シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2006年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086008631
作品紹介・あらすじ
両親をなくしたエリカは、唯一の身寄リの祖母に会うため父の故郷イギリスへやってきた。だが日本人を母に持ち地主階級の自覚なく育ったエリカは、孫と認められず祖母に会わせてもらえない。途方にくれた彼女は、祖母の知り合いが校長をつとめる寄宿制の女子校を訪れ、貴婦人となるための教育を受けることになる。決意を新たにするエリカだったが、そこは男子校が隣接する少し変わった学校で。
感想・レビュー・書評
-
舞台は19世紀イギリス
両親が亡くなってしまったエリカは
父の故郷へ
全寮制スクール、
いじわる、トラブルにもめげずに
まっすぐなエリカが小気味いい。
最後はホロリと涙させられたわ…
シリーズ1巻詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イギリスのお話しです。
いろいろ事件はありますが、とてもほんわかするお話しです。 -
電子書籍で読みました。
古き良き少女小説、あるいは世界名作劇場のようなほのぼのとしたお話でした。 -
なかなか見つからなかったけれどやっと発見。
-
この素朴な雰囲気が好きです。
-
世界名作劇場っぽくかわいらしいお話。苦境にめげずに頑張る女の子、いいですね。
表紙にいる三人の男の子だとわたしはロジャーが好きですが(不思議ちゃんなので)、エリカにはジェラルドが合うような気がする。というかこういう古き良き少女小説は、最初反発していた相手といい仲になるのがお約束として美しい気がする。
しかし一冊完結だと思い込んでいたのだけれど続きがあったんですね。ブクログに登録して気づいた。続きも読まなきゃ。 -
両親を亡くしたエリカ父方の祖母に会うためイギリスへやってきた。孫と認められず途方にくれるエリカ。そんな中、とある寄宿舎学校を紹介されて…?
-
2010年5月20日
非常に読み易く、1日で1冊ゆける。 -
全3巻。読了。
イギリス人の父と日本人の母を持つエリカ。
両親を亡くして父方の祖母を訪ねていくが、祖母は会ってくれない。父の家は准男爵位を持つ古い家柄。駆け落ちの末異国人との間に生まれたエリカでは父の娘だと認めてもらえない。
それなら認めてもらえるようになってみせると決意したエリカは、祖母の知り合いの経営する寄宿学校に入学する。
ただそこは少し変わった学校で・・・・・・。
エリカの成長と友情と恋の物語。
イギリス、ジェントリ、寄宿舎、ムーア、ヒースと好みの単語がちりばめられてたので惹かれたのですが、内容も素直で気持ちよく読めました。
表紙のイラストにあるように、素敵な男の子も出てきます。
表紙の絵で、最終的なエリカのお相手はわかるでしょうか。