海の罠とふたりの約束! 橘屋本店閻魔帳 (橘屋本店閻魔帳シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086015691

作品紹介・あらすじ

表向きは和風コンビニ、襖を隔てた向こうの世界-裏町では、悪事を働く妖怪を取り締まる橘屋。酉ノ分店の跡取り娘である美咲は、海で保護された子供を父親のもとに返すため裏町の海へ向かう。だが申ノ分店の静花と一緒に、海賊に売り渡されてしまい…!?美咲の婿、弘人の力を利用しようと企む如月水軍の狙いとは?そして不安を抱いていた弘人との恋に、美咲が見出した答えとは-。

感想・レビュー・書評

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  • 海の妖怪初登場。

  • シリーズ6作目

  • 前巻で予想していたとおり、弘人が自分を選んだのは、天狐の血脈だったからって、もやもや悩みはじめた美咲。

    一方、弘人は弘人で、自分を鍛えに1ヶ月も美咲をほっぽった挙げ句に、自分の中では完結したみたいですけど、ほったらかしはよくないかなぁ。
    美咲の悩むところを他に男ができた?とかって、焦ってくれたらいいんだけど、弘人さんは、そこまではなかったなぁ。

    今回はタイトルにもあるように、海の妖怪がいっぱいです。
    最初の導入のところのがよく分からなかったですけど、最後まで読むと、美咲と颯太って分かりました。声が出てない颯太はかわいいんだけど、声が出るようになったときの毒舌ぶりには、美咲たちでなくても、目が点になりそうです。

    私的には、あまり進展がないので、そろそろ、終わってもいいかなぁなんて思うのですけど、まだ続きそうですね。

  • シリーズ第6巻を読破。

    前回、嫁の妖気に当てられ、危うく理性を飛ばしかけたムコ殿。

    そんな自身を鍛えるために修行に行く弘人ですが…。

    嫁がさみしがってるぞー、ムコどん。



    「天狐を生む可能性のある自分」だから弘人に選ばれたのではないかと悩む美咲。

    これはいつかぶつかる問題ですね。

    美咲も静花さんの言葉でとりあえず気持ちを切り替えて。

    答えは美咲自身がちゃんと見つけたのだけれど、弘人の言葉でちゃんと昇華しきれたって感じかな?

    巻数を重ねるごとにだんだん隠り世に慣れていってる美咲ですが、ふと思いました。

    たまには現し世側のお話も読んでみたいなあ、と。

    美咲の友だちとか、そういうのんびりのほほんなお話。

    短編でいいからぜひとも読んでみたい。

    序章のモノローグは颯太だったんだな。

    読み返して気づきました(^-^;)

    それにしても表紙の美咲(&妖狐ver.)がべっぴんさんで(*´Д`)ハアハア

    弘人がねたまげふんげふんうらやましいです。

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