- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086018463
作品紹介・あらすじ
本をこよなく愛するアムネリアは、田舎の城に引きこもっていたが、王都の父から呼び出しを受ける。王都には憧れの『幻想図書館』がある。胸を躍らせるアムネリアを待ち受けていたのは、公爵家との縁談で!?
感想・レビュー・書評
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表紙に惹かれて読みました
面白かったけど……詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本と一生を過ごしたい令嬢アムネリアと図書館と公爵の息子兄弟のラブコメディ。少女小説らしい甘さ軽さが胸焼けの手前で引き返す程好い匙加減で、不器用で硬い兄と愛され上手な軽い弟との三角関係も可愛くて、微笑ましい。アムネリアが突っぱねつつも惹かれるウォルフラムをはじめ登場人物皆の魅力が自然と伝わり心地好い。
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王都にきて、ようやく憧れの幻想図書館へ。
そこで出会ったのは、幼いころにあった青年。
とにかく本大好き主人公。
時間も忘れ、寝食も忘れる勢いで本を読む。
当然訪れた図書館でもそんな状態。
うらやましい限りです。
とはいえ、貴族にありがちな結婚話もやってくる。
兄と弟との取り合い? と思ったのですが
ヒロイン(?)は別にいました。
主人公が危険な状態は一切なし。
危険だったのは別ヒロインで、助けの前後があるだけ。
主人公は本が好き、という特性なので
そこの描写があるだけ。
一応兄弟との話はありますが、そこまで糖度が
高いというわけでもなく…。
まぁ願いが叶いそうでよかったね、な最後です。 -
2015/5/31(日曜日)
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本に関する描写がすごく魅力的で、それだけで引きこまれます。
ストーリーは王道。
まだ結婚したくないヒロインが、あれやこれや理由をつけて逃げるといった感じです。
これはまだシリーズが続くのでしょうね。気になります。 -
図書を愛するアムネリアの夢は、『幻想図書館』を管理している修道女になること。両親から顧みられることもなく、田舎で育った純朴な娘は、幼いころ川に流された本を拾ったことで知り合った少年と再会する。
社交辞令にしても軽すぎる青年の言葉に反発するアムネリアだったが…
作者、久しぶりです。
三角関係の恋愛未満のロマです。
兄弟間の妬みに巻き込まれ、兄との婚約で自分の好きなこともできず苦悩するヒロインが不憫で、いい感じにプレッシャーのあるお話。
兄の狭量な嫉妬が、今どきのモラハラっぽくて怖いのだが、黙ってみていられない弟君の感情が良いです。
面白かった。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4421.html -
おお。私も羊皮紙とか触ってみたいです。
図書館って本当にずうっといても飽きない場所で落ち着きます。