塔の見る夢: 占い師SAKI (集英社スーパーファンタジー文庫 な 2-21)
- 集英社 (2000年9月1日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086133906
感想・レビュー・書評
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なんか、巻数が進むたび「すげえ!最高傑作だ!」ってなるんだけど、私の中で17話が一番感動的でしたね。
サキのお母さんが昔占った結果のせいでお父さんが不幸になったと女の子に因縁を吹っかけられるサキ。
お母さんがどんな占いをしたのか・・・。
調べていくうちにその子のお父さんが何十枚もサキの母・美優の絵を描いていたことがわかる。
これさ~亡くなった美しい母親の絵があるって・・・もう、考えただけでぞくっとしたわ。それを見て泣いたサキね。や、泣くと思ったさ。美優の絵見たらこりゃチャキ泣くわって思ったわ。美優の絵をサキと見間違える父ね。びっくりするよね、お迎え来たと思うよね(笑)
からの女の子の美術館への招待状・・・。こういうつながり弱いわぁ。ほんっと面白かった。和久が女の子にキレるのもうひゃああってなったし。「ちょっと美人」っていう言葉にひっかかるサキとかね。ナルシストじゃないんだけども。
シリーズ全体で後半にかけて、ファザコンにマザコンのサキの究極両親コンプレックスが顕著に出てきた話が多かったですね。
美優がかげながらずっとサキのそばにいて、影響していると思うと美優はほんとに重要人物で大きな存在なのよね。
SAKIシリーズ大好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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