- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086304757
作品紹介・あらすじ
大魔女ジギタリスとの激闘が終結し、ようやく日常が戻ってきた。こよみも命がけの戦いを経て、魔法使いとしてめざましい成長を…したりはせず、あいかわらずドジでのんびりした日々を過ごしていた。そのこよみたちの元に、謎の魔法生物・Firefoxが現れる。正体不明で意思疎通もできないが、なぜかこよみに懐いてしまい、いつも一緒。しかも、Firefoxと一緒だと、こよみにも魔法が使えるのだ!あこがれの魔法使いライフ(かわいい使い魔つき)が始まる!ジャンプSQ.漫画連載中!テレビアニメ化決定!大人気シリーズ、待望の完全新作登場。
感想・レビュー・書評
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ファイアーフォックスと呼ばれるデーモンがこよみに懐いてしまいます。しかし、この世界とは異なるレイヤーに属するデーモンは、こよみたちが制御できない事態を招くことになります。弓子が言及しているミダス王の話の変奏ともいうべきストーリーです。
本書が2009年に刊行されて以降、いまだ続編は出ていないのですが、前巻で魔女のライブラリ編が終わり、その後のこよみたちの日常を描いたのがこの巻のストーリーという体でまとめて締めくくっていたら、それなりにきれいな結末だったのではないかという気がします。美鎖はあいかわらず怪しげな仕事を引き受けたり引き受けなかったりし、弓子は弓子らしい正義感から火中に飛び込んでばかりいて、嘉穂はクールで、聡史郎は終始ツッコんでいる。こよみは、やっぱりいつも魔法に失敗してばかりいるのだけれども、そんな世界をいとおしく思っていることに気づくというのが、今回のストーリーです。クライマックスのあとに置かれる後日談としては、とてもきれいに構成された物語なのではないかと思うのですが。
じっさいのところ、黒スーツの男たちのねらいや、占い師に化けたリーヴァイ・マクレヴィの正体が明かされないまま打ち切りになってしまったのは、やはりすっきりしないのですが、自分のなかではいちおうこのシリーズはこれできれいに完結した感はあります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久々の新刊ではあるが、作中は5巻終了直後なお話。
・・・・・覚えてねぇ
今回の話としては美鎖の大量の通販商品に紛れていた携帯から飛び出た炎の狐型のゴースト(Firefox)にまつわる話。
今回は導入編なのか、こよみ以外のキャラがなんかパッとしないね。ボリュームも少ないしね;; -
現代魔法使い、それはコンピュータに”魔法”を実行させる現代版の魔法使い。
天才的現代魔法使い姉原美鎖に弟子入りした森下こよみ、なぜか”たらいの召還”しかできないけど一生懸命頑張ります!
この巻ではこよみが始めて”たらい召還”以外の魔法を使います!
あこがれの魔法使いライフ、はじまりはじまり〜 -
2009・3・30 205p 9784086304757
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長い夏の末、ようやく出版されました。
こよみの最後のセリフがGood。
誰がなんと言おうと、あれだけでこの本買う価値あり。 -
久しぶりだったけど、ノリは相変わらず。というか、前巻の話を覚えていません。