鉄球王エミリー 鉄球姫エミリー第五幕 (鉄球姫エミリーシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
- 集英社 (2009年5月22日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086304863
作品紹介・あらすじ
ヴィルヘルミーネ率いる暴竜鉄騎兵を撃退したエミリー。しかし、ヴィルヘルミーネは大兵力をもってラゲーネン王国最後の砦、河岸要塞を包囲した。繰り返される国土への攻撃に、ラゲーネン王国は決断を迫られる。戦と陰謀に散った者たちの想いを継ぎ、己の手が届く者たちを失わぬために、エミリーは決戦を決意、グレンやセリーナたち、共に歩んできた者たちも様々な想いを胸に戦いへ赴く。ここに『鉄球姫』エミリーと『血風姫』ヴィルヘルミーネの戦いの幕が上がる!新人賞大賞受賞の重装甲ファンタジー、堂々の完結。
感想・レビュー・書評
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完結に徹するの巻
文章読みやすく構成も充分ながら
主題の完遂が刊行事情的に充分でなかった
1巻が★x5、2から5が★x4
次回作にも期待詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと下品だけど、熱く真摯な魂を持つエミリーのシリーズ完結編。ラストで最初に戻ってきたのがとてもよかった。このシリーズは、エミリーが下ネタばかり言うんだけど、下劣ではなく、醜くなくて、でも清廉ではない。このまま死んでもそれは「終わり」や「負け」、ましてや「自己犠牲」でなんてありえない、そんな戦いと死、そして生きることの魅せ方がとてもよくて好きなお話でした。多少の下品さにくすりとできる人にはおすすめ。
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