ベン・トー 7 真・和風ロールキャベツ弁当280円 (スーパーダッシュ文庫)
- 集英社 (2011年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086305945
作品紹介・あらすじ
半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤洋は、ひょんなことから未曾有の経済危機に陥り、「変態」の二つ名を体現する日々を送っていた。そんなある日修学旅行で槍水が不在になる間、佐藤は彼女の縄張りであるスーパーを託されることに。しかし槍水と入れ替わるようにHP同好会に烏頭みことと名乗る美人OGが現れ、佐藤は彼女に翻弄されてしまうのだった。烏頭はかつてHP部が解散するに至った原因は槍水にあると告げるのだが-。毒を食わらば皿まで!「狼」の誇りを持って落とし前はきっちりつけろ!庶民派シリアスギャグアクション第8作。
感想・レビュー・書評
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OGの烏頭が現れて、HP部の過去が少し分かる。烏頭が槍水に妬いて、それを止めようと金城が部を辞めた。そして騒動が治っても金城は部に戻っていないし、他の部員も佐藤が入った時にはいなかった。その辺りの謎もあるので、他の部員もこの調子で出てきそうだ。
闇を感じる美人は好きだ。なので烏頭はまた出て欲しい。
佐藤は相変わらず「変態」の二つ名で知られていっていて、新しい二つ名がなかなかつかないな。かなり強くなってきているのでそろそろだと思うのだが。
この小説は合間に挟まれる、佐藤の過去が面白い。でもあれを長話でやるとつまらなくなってしまうのだろうか。
オルトロスの使い勝手がかなりいい。ネタとしてもキーパーソンとしても結構使えるキャラだ。ボケツッコミが二人で完結しているのもまとまりがある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
913.6 ア ⑦ 登録番号9547
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烏頭みことがメインの巻。HP部崩壊の真相に迫る。
展開はややシリアスだが、ギャグ要素もしっかり取り入れていて、ベン・トーらしいと思った。
ロールキャベツ弁当が食べたい…。 -
読むとロールキャベツが食べたくなる。槍水はほぼ出ないが、みんなが格好良い巻。
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相変わらずいろんな話がこれでもかと詰め込んである。
今回のメインのおかずは新キャラ、烏頭を中心としたハーフプライサー部崩壊にまつわる話。やや大人の話でチェリーたちには少々重めな内容。流石のヨー・サトーも食欲を失うありさま。添え物で白梅梅、彩りにブルマ、修学旅行ネタ、ガチホモ…。
女子部屋と男子部屋の間に教師部屋を挟むのって全国共通なんだね(笑) -
茶髪、出番少ない割りに美味しいとこもってきすぎです。