- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086306874
作品紹介・あらすじ
ロボットになりたい少女と、人間になりたいロボットがひとりの少年に恋をした-今より少し未来。著名なロボット工学者を両親に持つ大河原本気は高校生にして一人暮らしをしている。それは離婚寸前の両親と過保護過干渉な姉から自由であるためだが、もうひとつ幼なじみで天涯孤独の隣人、久遠遙の世話をする約束を守っての事だった。ところが、あるトラブルをきっかけに父親の作った超高価な最新型人形ロボットと同居することになってしまう。まるで人間のようなロボット、ラブの存在は、二人の関係に変化をもたらすが、ラブには大きな秘密が隠されていて…人間の優しさを描く日常系ハートフルSFラブコメ、ここに開幕。
感想・レビュー・書評
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ラノベを好んで読む層って、部長や姉みたいに自己中なキャラが嫌いな気がするけど、どうなんだろう。パパ聞きの良さが全く生かされていないのが凄い。
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AIロボットモノ。
ヒロインが「主人公は私の世話をしなければならない」とか頭おかしいことを当然のように主張しているのが、個人的にはものすごくマイナス評価になってる。
ロボットであるラブの成長物語としては、なんかほっこりするお話。パパ聞きの焼き増し感が凄いけれども、題材はこっちの方が好み。現在よりも未来の話なのでフィクションとして捉え易くなってる。
「学習型人工知能を開発して育てるよりも、ただただスペックをブチ上げて無理矢理AIに学習させたことにして、それをロールプレイさせたほうが効率がいい」っていう考えになった世界観なのは結構面白いと思った。
設定が活かされるかどうかはわからんけど。 -
ロボットになりたい少女と人間になりたいロボットが織り成す、日常系学園ハートフルラブコメ。
「迷い猫」や「パパ聞き」の作者、松智弘さんの作品ってことで日常は楽しく、最後はキレイに決めると思っていたんだが…意外と淡々と進んだ印象。
裏表紙に書いてあった設定が中盤でやっと出てきたりとなんかちぐはぐな印象を受けました。
いっぱい書いたけど、削って行くうちに失って、色気(?)を出すためにプールシーンを入れたらまた削ってまた失くしたような…。
ロボットものってロボに心とか人格を求めることが多いけど、もっと大逆転な展開がないと結末は似通ってきちゃうんだよね。 -
ライトノベルをこんなに面白いと思ったのはひさしぶり。
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妹もさることながら、姉も魂の在り方だと思うのです。