- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086306973
作品紹介・あらすじ
英国の魔王・アレクの元に白き姫・アリスとサルデーニャの魔女・ルクレチアが訪れ、ある問いをぶつけていた頃、日本の魔王・草薙護堂は媛巫女が集まる大祓に、祐理や恵那と参加し、注目を一身に浴びていた。そこにもたらされた甘粕の依頼によって、事態は意外な展開に!?南の島で祐理と二人きりになってしまった護堂だったが。
感想・レビュー・書評
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なんだかんだで護堂は万里谷といる時が和やかですね。
この表紙は結構好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライトノベル
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クリスマスの話をやった次の巻で南洋の孤島で大冒険する話を持ってくるバランス感覚は素晴らしいと思います
そのお陰で時系列は年末年始だというのにドレスに着物に温泉に水着と盛り沢山な内容。その分、敵の派手さや迷惑さが控えめになってしまった気がしないでもない
今回の敵は魔女に関わる女神。4巻で敵対したペルセウスは護堂の権能を封じて追い詰めてきたけど、今回の女神は護堂から権能を奪い取ってしまう。
それによって絶体絶命な展開になったと思えないのは、エリカ達が神獣相手ならそれなりの戦いができるようになってきたのも有るし、護堂ならどんな戦いになろうと最後には勝つのだろうという安心感が有るからか
むしろ13巻で心躍らせる要素といえば、死の間際のアテナに授けられながらもこれまで掌握出来ていなかった天地開闢の刃を護堂と祐理の協力によってようやく使えるようになった点。数多の戦いを繰り広げ、多くの神々を倒してきたのに増えた権能と言えば天叢雲関連のみという寂しい状況だっただけに、新しい武器が増えた点はバトル描写の広がりを考える上で非常に喜ばしい。だから今後もそれなりに使っていって欲しい所なのだけど……
使用した結果、島がまるごと消失って威力が大き過ぎやしませんか?これまでも歴史的建造物の数々を破壊してきた護堂だけど、今回の所業はそれらを凌駕する規模。
護堂が所有する権能って威力は高い割に扱いにくいものばかりだったけど、天地開闢の刃もそれに連なる感じか
ヒロイン関連の描写では祐理がかなりフューチャーされている。孤島に流されて疑似二人暮らしをする護堂と祐理の様子は本当に夫婦のようにしか見えないのだから困る
肉食系ヒロインばかりの本作において祐理は控えめなタイプとして描かれることが多いが、いざ生死を分かつ場面となれば護堂の傍から離れまいとする姿は魔王の正妻のそれ。この巻でも祐理が持つ魅力や意志の強さは充分過ぎる程に描かれて居る。
祐理に対して恵那が武家風の見地から見たコメントは結構祐理の本質を正確に捉えているようで印象深い
そして何巻か前から異名だけは何度も登場している「最後の王」。ラストでそれなりのヒントが登場したようで神話に詳しい人ならもう判ってしまうらしい。自分には全く予想すらできないんだけどな…… -
戦友からの置き土産が燃える
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1〜13巻読了。
まつろわぬ神vs神殺しの超常バトル&美少女ハーレムもの。
神話にまつわるウンチクも楽しい。 -
今回は「キルケ―」。
ギリシア神話に登場する魔女。もとは月の女神か、愛の女神だった。人間を家畜に変える能力を持つ。オデュッセウスの愛人。
展開はラスボスに挑む、もしくは必殺技を手に入れるためにってイベントの対自分。 -
いままでに比べ物足りなかった。
御堂の権能はもう増えない? -
がっつり祐理のターン。結構途中までは恵那もいたのにそれを忘れるくらいまったくイチャイチャ新婚生活しやがって。いいぞもっとやれ。イタリア組がやや目立たなくなってきた感が。エリカ推しな自分としてはちとさみしい。権能は増えないけどアテナからの贈り物は神殺し以上に規格外なようで。これをどう使いこなしていくか楽しみ。口絵の恵那@露天の立ち姿が漢前すぎる(笑)