白蝶記 2 ―どうやって獄を破り、どうすれば君が笑うのか― (ダッシュエックス文庫)
- 集英社 (2016年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086311069
作品紹介・あらすじ
児童養護施設を抜けだした旭は、謎の少女・朱里に捕まってしまう。一方、教団に愛想を尽かしつつある時任も上層部の命令で旭を追うことに。教団が旭に人を殺すよう仕向けた本当の目的、そして教団の真の姿とは!?
感想・レビュー・書評
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るーすぼーいだ!!!!!
どんでん返しの連続に熱い展開、切ないけど温かいエピソード。
紛れもないるーすぼーいの物語だ。
もう後半は何も信じられなかった。
病院関係者も全員疑わしいし。
知的な読み合いの応酬は逃避行なのにワクワクする。
行動にはちゃんと理由があるし、どんでん返しには伏線もあるし、なんで警察呼ばないんだよ!なんてこともないし、やはりすごい。
1巻が暗いまま終わったのでどうなることかと思っていたが、2巻では明るい面も見られてよかった。
明るさをもたらしてくれた朱理のキャラクターはやっぱりるーすぼーいらしくて、芯のある女の子だ。
旭も樹もだけど、みんなかっこいいんだよな。
時任も早く内面見せてくれればいいと思う。
とにかく朱理が救われてよかった。
もう陽咲はおいといて、くっついちゃえばいいと思うけど、そうもいかないか。
次巻はどうなるんだろう。
るーすぼーいなら大団円で終わらせてくれると信じてる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリアスなシーンと「青春ロードムービー」的なシーンの塩梅が秀逸だった。シリアスなシーンでは、まるで自分が追いかけられているのではないかと思わせるほどに作品に引き込まれたので、満足度はかなり高い。一方、ゆるめのシーンは、朱里の魅力が前面に現れているところではないかと思う。朱里と旭のやりとりにはほっこりさせられた。
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危険な宗教施設に閉じ込められた、少年少女の逃避行。みんな幸せになってくれ。泣きそうになってしまった。
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予想外に上手くいったし予想外に上手くいかなかった…
これ以上じくじくさせられたらやだなあ、と思っていたけど次が最終巻らしいので良かった!早く読みたい。 -
朱里ちゃんみたいな元気溌剌だけどメンタル弱いみたいなキャラ大好きです
おまけに格闘家ときたもんだ
二人のやり取りも愛らしくていい
話もいよいよ動き出したという感じ
ただ最後の旭のオヤジなる人物が気になりモヤモヤ