- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086801584
作品紹介・あらすじ
それぞれの問題、それぞれの理由で「エデン」に電話してきた女たちのもとに、出張シェフたちは向かい、腕をふるう。すべてはお客様の笑顔のために……。美味しくてじんわり泣ける4皿の物語……!
感想・レビュー・書評
-
sc
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分がない人、家に閉じこもった人
思い出に縛られている人
大事な子供のためにと依頼した母親。
誰かに決めてもらうのは楽ですが、どこかしら
自分で決めているものがあるはず。
そこからまず世界を広げていけば、どうにかなります。
それが何か、気が付かないといけませんが。
ぽっきりと折れると、どうしようもなくなります。
自分の心が落ち着くまで…とは思うものの
自力で立ち上がるには結構かかります。
しかしこの母親、いなくなってから振り向かれても
それはそれで迷惑な気がします。
初恋にかぎらず、初めてはかなり引きずるもの。
しかも『顔』って…。
それ以外に取り柄がないです、と言われているようで
何だかいらっとします。
ただその期間が長かった…確かに、こじらせ、です。
母親なので、どうしてもこうなるかと。
言葉で言わなければ、分からない事もあるかと。
しかも子供の方にはあの父親家族、ですし。
それでもまっすぐな娘の事を考えると
土台がよろしかったのでは?w -
2018/7/30(月曜日)
-
イケメンぞろいの派遣シェフ店「エデン」は大盛況。
引きこもりからの脱出、こじらせた初恋、娘との
晩餐など、それぞれの理由で予約した女性たちのもとに、
出張シェフは向かい、腕をふるう。美味しくて
じんわり泣ける4皿。