捕まらない男 ~警視庁特殊能力係~ (集英社オレンジ文庫)

  • 集英社
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本棚登録 : 186
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086803892

作品紹介・あらすじ

一度見た人の顔は絶対に忘れない能力を持ち、捜査一課特殊能力係・通称『特能』に所属する新人刑事、麻生瞬。
膨大な指名手配犯の顔を記憶し街中で張り込む『見当たり捜査』中、詐欺容疑で見覚えのある男を取り逃がしてしまう。
結婚詐欺など数多の被害を出しながら、幾度となく逮捕を免れていることで警察内でも有名な詐欺師の名は藤岡大也。
落ち込む瞬だったが、その矢先、藤岡に新たな殺人事件の容疑がかかる。
だが上司の徳永は、『奴は殺人を犯すような男ではない』と断言する。
徳永と藤岡との間にある因縁とは…?

感想・レビュー・書評

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  • 2冊同時に借りて、間違ってあとの方の話を先に読んでしまった。
    登場人物の状況が全く進展していないので、読み終わるまで全く気づかなかった……。

    前作で新キャラが登場するというのはあらすじを見ていたけど、その新キャラが定着していないと図らずもネタバレをしてしまった。

    『捕まらない男』という異名を持つ詐欺師に殺人の容疑がかかる、という話。
    そしてその彼は、瞬と同じ“忘れない男”でもあると。
    詐欺師の藤岡、なかなか良いキャラだ。
    また出てきそう。

  • 詐欺師の美学。
    わからなくはない。

    あー徳永さん好きすぎる

    2023.4.2
    56

  • 今作も読みやすかった
    惜しむらくは、藤岡に肩入れ(は、言い過ぎかな?)する理由に、もうちょっと厚みが有れば…
    だからこその、軽い読み心地なのでも有るのだろうけど

  • 大原に続いて今後も再登場しそうなキャラが出てきたな。
    しかも藤岡に関しては結構準レギュラーの可能性もあるぞ。
    なんせ探偵のライバルは怪盗って決まってるからな!
    警察のライバルだから詐欺師で……違うか……

    何はともあれ「人殺しはしない」「余ったお金しか奪わない」「刑事たちからも一目置かれている」あたりライバルというか一時休戦共闘が多いパターンだろうな

  • 捕まらないかつ徳永の過去を知る詐欺師登場。しかも瞬と同じ能力を持つとは…特異能力があふれている…。詐欺師に付け入られる瞬のチョロさが際立ってしまった。いくら殺人犯逮捕とはいえ刑事が詐欺師と協力してしまうのは…物語ならアリか。

  • 視点が面白い!

  • 幾度となく逮捕を免れている詐欺師の藤岡大也に殺人の容疑がかかる。
    詐欺師なんだが、どうにも憎めないキャラ。
    前作の大原に続き、特殊能力を持つ人が続くのはちょっと安直な気もするが、大原・藤岡共に、今後またどこかで登場して欲しい気もする。

  • よく呑む皆さんです!

  •  瞬と同じ能力を持った詐欺師・藤岡。絶対に捕まらない男の異名を持つ藤岡なや殺人容疑が掛かるが、上司の徳永はそれに懐疑的で…

     瞬と同じ能力同士で強敵な藤岡だったけど、結構好きなキャラでした。ライバルとして再登場希望です。

  • このシリーズ大好き。今回も面白かった。

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著者プロフィール

12月20日生まれ、射手座、B型。2002年、『罪なくちづけ』でデビュー。BLや女性向け小説など幅広く執筆し、「たくらみ」シリーズ、『忘れない男』に始まる「警視庁特殊能力係」シリーズなど、人気シリーズを多数持つ。

「2023年 『先輩と僕 総務部社内公安課 FILE 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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