威風堂々惡女 9 (集英社オレンジ文庫)

  • 集英社
4.23
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本棚登録 : 133
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086804387

作品紹介・あらすじ

つかの間の安息は、激動への序章か――。
北方の遊牧民クルムの左賢王・シディヴァが支配する地で、穏やかな時を過ごす雪媛と青嘉。
だが雪媛の知っている歴史でのシディヴァの死期が近付いていた。正確な死因はわからないため、雪媛は警戒する。
そんな中、シディヴァが父王に謁見するためクルムの都アルスランを訪れることになり雪媛も同行することに。都に着くと歓迎の宴が開かれるが、シディヴァに出された食事には毒が入れられていた。
そして雪媛が瑞燕国の神女であることまでが露見してしまい……?
一方、瑞燕国では行方不明の雪媛を案じる配下たちが、それぞれに動き出していた。
そして囚われた芳明は、思いやる演技をするかつての恋人・唐智鴻に次第にほだされて……?
風雲急を告げる第9巻!

感想・レビュー・書評

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  • シディとユスフのカップリングが超刺さった!最高!ナスリーンとの関係もいい!メインのストーリーもどんどん面白くなってきた!!

    (備忘用オチまで)
    王都アルスランへ。ナスリーンと雪媛は、カガンオチルに召されそうになり、青嘉は雪媛に求婚した。カガンの妻ツェツェグに遣える京は雪媛の正体に気づく。シディの馬が暴れ毒を盛られ謀反を疑われていた頃、実父に呼ばれたナスリーンは城で毒を盛られ、助けに来た雪媛が囚われる。
    金孟から情報を得た瑯は、芳明を探しに行く。
    回復した芳明は、唐智鴻の薦めで雨菲に遣えるが、雪媛を誘き出す罠と知り逃げ出す。碧成は乱心。
    燗流と別れた天祐は、都で芳明を探す中、家でしてきた志宝と出逢う。走れない志宝の身代わりに王家から逃げた天祐は、唐智鴻の手下に捕まってしまう。

  • シディヴァとユスフがいいね!!!ナスリーンがいなくて寂しいシディ可愛い!!普通にシディが好みすぎて…。ユスフとナスリーンの気持ちがめっちゃわかる!女物の正装をしてるシディ見てみたい!!

    物語の方もどんどん面白くなってきて、次巻が待ちきれない!!雪媛がどうなっちゃうのかもめっちゃ気になるところ!!

  • 雪媛と青嘉は北のクルムの地でようやく平穏な生活を手に入れられたのも束の間、女性の長シディヴァの親族とのトラブルに巻き込まれてしまう。
    しかも、雪媛の正体まで露見してしまう。

    せっかく想いが通じあって遠い土地で幸せな二人になれたのに、悪いことは起こってしまうもんなんだなと。最初から悪い予感しかしませんでした。
    後半は瑞燕国に残された芳明と息子の天祐くんの話です。この作品に登場する女性達は思えば大変な目にあった人達ばかりなんだなと思いました。このシリーズに決着が着いた時、彼女達に真の平穏が訪れる結末だといいなと思いました。

  • バラバラになった雪媛とその仲間たち。
    それぞれが入り組み絡み合い、ますます混沌とした事態になる。
    天祐、持って生まれたその強運でどうか運命を乗り切ってくれ!
    みんな再会して穏やかに笑い合う日が来るといいな…。

  • 10巻が出ると言うことなので慌てて積読の9巻を読む。

    物語のテンポ良く、また一波乱の動きもあり、先が楽しみ。

    2022.7.12
    94

  • 燗流、いつも良いやつ

  • 雪媛と青嘉の穏やかで幸せな日々も終わり‥。 まあ、続くとは思っていなかったけれど。
    でも後宮で勢力争いをしている時よりは俄然面白くなってきました。登場人物も増えてそれぞれが複雑に絡み合ってきて今後の展開が楽しみです。
     芳明、騙されちゃ駄目だよと思ってしまいました。信じたい女心は分かるけれどもね。

  • あれまた一波乱起きたぞ!!まだ仲間は散り散りだし、雪媛はなにやらクルムの地で厄介ごとに巻き込まれているし。
    あとどのくらい続くのかな。思ってたより話の風呂敷が広がってきてどんな結末になるか楽しみです。

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