冥府の花嫁 地獄の沙汰も嫁次第 (集英社オレンジ文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086805124

作品紹介・あらすじ

「どうしてわたしが閻魔王の花嫁候補に…!?」閻魔王を頂点に、地獄の判官である十王たちが支配する冥途十州。住人は、最も数の多い鬼族、上層階級のほとんどを占める天人族、角や霊力を持たずに差別されるツノナシや獣人で構成されている。壊れたものを元に戻す不思議な力ーー廻帰の力を持つ、ツノナシの翠はある日、奉公先の鬼から折檻を受けていたところを、冥都から来た閻魔庁の冥官・天鴦に助けられる。半年前から音信不通になっている閻魔庁勤務の双子の弟・瑞月に会うため、冥都に戻る天鴦に同行を願い出ると、彼は断る代わりに『閻魔庁入庁許可証』をくれた。いざ、閻魔庁に向かった翠だったが、なんとそれが閻魔王の花嫁候補に渡される特別な札であったことが判明しーー!?

感想・レビュー・書評

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  • 翠がなかなかのむこうみずというか、無鉄砲なところがあってハラハラする。2巻も読もう。

  • 弟くんのことを探りに乗り込んだはずが(それに今住んでいるところの現状を訴えるのも追加)謎ばかりが増えていき、最終的には弟どころではない騒動に巻き込まれてしまい、それを解決するのに手一杯で、本来の件は解決しないまま終わってしまった印象。
    弟くんの行方は?
    母方の血筋の謎は?
    そして、閻魔様を引きずりおろそうとしている勢力の正体は?
    二人の恋愛未満な関係性もどうなるの?
    地獄の制度やら風景やら世界観の紹介にページ数が割かれて、序章的な話のように感じた。
    もしくは読み切り漫画のような。
    事件の取り敢えずの解決だけでなく、本来の目的や恋愛面で何かしらの決着が個人的には欲しかった。

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