おいしいコーヒーのいれ方 Second Season (8) 地図のない旅 (JUMP j BOOKS)

著者 :
  • 集英社
3.62
  • (16)
  • (35)
  • (46)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 313
感想 : 38
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087032840

作品紹介・あらすじ

正月早々、花村家を訪れた『風見鶏』のマスターは、かれんの両親に自分とかれんが実の兄妹であることを打ち明ける。クライマックスへ向けて、かれんの人生が大きく動きだす転換点となる一冊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2013年にこの本が出てから、その後、発売されていないようなので、これが最後と思って読んだら、どうやら続くらしい・・・今作は前作と違い、章ごとに語りが違っていて、その都度、第一人称の人が変わるので、少々読みにくい。でも、たくさんの苦難をそれぞれ乗り越えて、ようやく、また結びつくことが出来た感じは大きい。2年半以上経つが、その後が気にかかる。

  • マスターと由里子さんの視点で描かれていることによって被害者側の視点も読み取れてよかった。
    森下さんが大事に至らなくてホントによかった。幸太が苦しんでいる姿を想像するだけで泣けてくる。

  • やっと、やっと帰ってきた。もう本当にショーリの馬鹿たれ。

    最後の最後で、ようやく会えて久しぶりに胸キュン。
    おいコーはこうでなくっちゃ困る。
    でもこの調子じゃ、シリーズまだまだ終わりそうにないなぁ。長いって。

    ところで顔が隠れているとはいえ、挿絵にショーリが出てくるのって初めてじゃないか?そんな事ない?

  • それぞれが自分たちの壁を乗り越えて新たな一歩を踏み出していく。
    かれんとショーリの続きが気になる。

  • 読み切った。
    これで終われるのか?!と思ったら案の上だ…ウソでしょ、これでもう書かないでいられるの?
    どうにか続きを…と思うけど、これだけ間が空いてたら望みは薄いのか…。
    ピュアなラブストーリーから重くなってしまったのは仕方ないけど、でもちゃんと2人が一緒に暮らすまでを見たかったな…。

  • 語り手が日本にいるマスター、由里子さん、原田先輩へと順にうつり、オーストリアへ行ったショーリの受け入れ体制ととのった(;゜∇゜)!?と思ったところでショーリが帰国(^o^)きっかけは秀人さんの兄が危篤と大変な理由だったけれど、結果的に良かった(^^)かれんとショーリが再会できたのも良かった~(ToT)一山越えてホッとした(*´-`)

  • 前巻は丈の視点からだったけど、本巻ではいろんな人の視点から語られる。マスター、由里子、ネアンデルタール人原田、そして勝利。
    視点が変わることで、場面の転換にもスムーズについていけた。

    そして、予期しない出来事を機に、勝利が日本に帰ってきた。
    会いたくて会いたくてたまらなかったかれんにやっと現実で会って。
    これからどうなっていくのか、目が離せない。

  • 【ネタバレ】「あの事故」以来オーストラリアに逃げてた勝利と時間の進まない日本、だったけど「本当は誰かが勝利を痛めつけるべきだった、自分のしたことがあんな重大な結果を招いたにも関わらず一切責められなかった彼がどうなってしまうか」「誰も罰しなかったからあそこまで追い詰められた、みんなそろって偽善者だ」という中沢のカツで一気に話が進んだ感じ。髭落として花村の家にかれんの兄だと話をしにいったマスター、おばあちゃんと暮らしたいと話をしたかれん。前巻で放置だった若菜と星野と原田の話を挟んで(笑)
    そこにも中沢先生かい(笑)秀人の兄が事故にあった連絡がきて急遽日本に行くので強引に勝利も日本に帰ってきたけど…いや-…みんな「想い」を語りすぎじゃないかなぁ…

  • 今回は色んな人が語ってた。まぁショーリの海外話がだらだら続いたから飽き飽きしていたのでよかったけど...それにしても色んな事を引っ張って書いてあっただけに今回は意外と短いなと(苦笑)久々のかれんとの再会だったけど...オーストラリアには身辺整理だけに戻って日本に帰ってきそう。それにしてもかれんのお祖母ちゃんはどうなったの?

  • ようやく帰って来た(^^)

全38件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村山由佳の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
村山 由佳
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×