るろうに剣心 伝説の最期編 (JUMP j BOOKS)

  • 集英社
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本棚登録 : 45
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087033304

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計5800万部突破の超人気作『るろうに剣心』。実写映画は興収30億円超の大ヒット。日本映画史上最大スケール『京都大火編』に引き続き、『伝説の最期編』を最速小説化!!

感想・レビュー・書評

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  • 実写劇場版『るろうに剣心』の第2弾、
    「京都編」の後編のノベライズです…。

    本作品で、まず一点、とてもうれしかったのは、
    劇中では、エキストラ並みの、雑な扱ぃだった、
    十本刀の面々に、見せ場があったことですね~!

    大鎌の鎌足ファンのおさるとしては、やっぱり、
    蒼紫との対決後に差し込まれた鎌足ならではの、
    ユーモラスな小ネタにも、ちょっぴりニンマリ!

    その蒼紫についても…、劇中では、
    唐突に、志々雄無双の中に加わってきたけど…、
    そこに到るまでの経緯も、丁寧に描かれていて、

    ノベライズに期待する、
    劇中では描ききれなかった、登場人物の心情や、
    エピソードが描かれており、とてもよかった…。

    さらに…、劇中では、多少の間延び感もあった、
    比古清十郎との修行も、緩急メリハリがあり…、
    作品全体のバランスが、より好くなってました。

    文章や漫画、アニメでは描写しきれなぃ、
    リアルなアクション(殺陣)のシーンも、
    劇場版を観た記憶も、まだ新しぃだけに、
    ノベライズの弱点も、ほどよく補われて、
    その良さが、とてもよく活きてました…。

    珍しくも、このノベライズのシリーズは、
    第1作から、尻上がりによくなっておりますね。

    劇場版に消化不良を感じた原作ファンの方には、
    特にオススメです! これこそが、完全版です!

  • 2014年9月公開
    監督 : 大友啓史

    伝説の剣客が政府転覆を目論む最凶の敵と決着するお話。

    前作以上の殺陣分量で大迫力の一作でした。
    いやあ、練習したんでしょうね。
    (ここでリアリティについて云々いうような野暮はしません。)

    最後、そんなぼろぼろになるまで引っ張らんでも…という気はしましたが、死闘感が出てそれも良かったんだってことで。

    佐藤健株急上昇のシリーズ、完結編でございました。

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著者プロフィール

2008年、集英社にてデビュー。これまでの刊行作に『よろず屋退魔士の返済計画』(オーバーラップ文庫)、『戦うパン屋と機械じかけの看板娘』(HJ文庫)など。『PSYREN -サイレン-』『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(ともに集英社)。『ブレイブリーデフォルト プレイングブレージュ』(スクウェア・エニックス)等のノベライズも手がける。

「2016年 『プラアクト斬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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