芭蕉 (集英社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087200898

作品紹介・あらすじ

芭蕉の句の特長は「連句」にあるとおもわれる。「座」の文学としての「連句」は、人々の会話と似ている。連続する心を保ちながら即興性をもち、しかも人事の物語性の芽や展開を詠みこんでいるおもしろさである。暗示のような言葉から主題がすべり出し、次々と成長し、また転換する。ともに楽しみあうのである。いずれも前句との関係でつながってゆく。発句はモノローグであるが、「連句」はディアローグ(対話)である。本書は俳諧という芸術のあり方を、芭蕉がどのようにみていたかを、時代を追って検証する

感想・レビュー・書評

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  •  100年に1人の逸材。俳諧の世界の芭蕉、蕪村、一茶は、今の将棋界の藤井聡太のような存在かw。 饗庭孝男「芭蕉」、2001.5発行。

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