フランス生まれ―美食、発明からエレガンスまで 集英社新書

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087201345

作品紹介・あらすじ

身の回りの意外なものが「フランス生まれ」だった!映画、カメラ、ネオンサインに点字から、ブラジャーや貞操帯まで…。パリを第二の故郷とする著者が、フランスに起源を持つものとその歴史、現在の使われ方などを軽妙な文章で紹介。もちろんおなじみ世界的ブランドのルーツや、グルメの蘊蓄ばなしもたっぷり。そしてフランス生まれの品々の向こうに見えるのは、フランス人という世にも面白い人びとの生き方なのだ。六十八本の小さな物語から、フランスの暮らしを覗いてみよう。

感想・レビュー・書評

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  • [図書館]
    読了:2012/12/24

    うーん、勉強にはなるんだけど、あちこちに入る著者の主観が古臭くて説教くさくて鼻についた。
    特に、「下品なアメリカ語の侵入を阻む」とか、「アメリカ流の下品な食事に舌が慣らされ、微妙な味わいが理解できなくなったのだろう」とか、傲慢さを感じさせるものが多かった。
    それでいて、「サッとまくり上げたスカートの下にチラリと見えるガーターベルトに男性はよだれを垂らしたものだった」などと書いている。どっちが下品やねん。

  • 平易で軽く、少しだけアカデミックな読み物。
    デニムってアメリカが生み出した生地だとばかり思っていたけど、フランス生まれだったとは。なんでもド・ニーム地方の特産品だったのだとか。
    また、様式の特徴や変遷の項は面白かった。図版か写真があればさらに良かったんだけどな。

  • 著者がフランス贔屓すぎる…。

    写真を載せて頂きたかった。

  • 心はパリジャンの俺からしても、おフランス帰りのイヤミが書いているかと思うほどのフランス礼讃が鼻につくが、それはさておきフランス生まれのものに書かれたエッセイ。
    読んでいて感じるのは、「これってフランス発だったんだ…」と思うこと少ないこと。サモアリナンってフランス語っぽいな。

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