ホンモノの思考力 ―口ぐせで鍛える論理の技術 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087202007

感想・レビュー・書評

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  • 09/08/08 読みかけ

  • 学生時代小論文書くのに、当時の国語教師からオススメされました。
    でもこの作者、受験国語で有名な人だったんですね。

    あえて参考書ではなく、このビジネス本を進める教師のセンスは好きです。

  • 本書は、思考力というよりは議論するための「型」(フレームワークですね)を学び、
    その型と共に、相手を説得する技術を基本的軸に置いて、述べられています。

    ただ、上記以外にも色々と役にたちそうな事が述べられていますので、
    一読するにはおすすめします。ただ、暗黙知としてあるものを客観化し
    再認識する感じですので、既に相当な論理的な人は意味ないかも。

    そして、本書の技術で特にすぐに役に立ちそうな事は、
    1.自分の主張→反対意見に同調→しかし反対意見を述べる→根拠→結論
    2.定義・現象・結論の確認
    3.3W1Hで独自の意見を構築
    ですね。
    どれも、まぁ普通の事なんですけど意識してなかったなっと思います。
    また、3W1Hですが「W=WHY」なぜそんな事が起こっているのか。
    なぜ、それが好ましくないのか。「W=WHEN」かつてはどうだったのか。
    「W=WHERE」他の国ではどうなのか。「H=HOW」どうすれば改善できるか。
    です。

    上記を意識してやると結構論理的な感じになりますよね。
    普段ダラダラと意見をして、何を喋っているのか分からなくなってしまう人は、
    本書を一読して、まずは「型」を学び徹底的に型を使いこなしていくと、
    おそらく相当論理的になると思います。

    ただ、論理的という事は、究極的には、

    A=B、B=C ∴ A=C

    となるかどうかって事だと思うんですよね。
    まぁ、これは三段論法ですが、それ以外にもありますよね。
    そういった単純な式に還元できるか?って事が重要であり、
    結局は分かりやいと思います。

    注:「論理的≠説得可能」はお忘れにならないように・・・。

  • うぬ

    確かに
    論理的?

    感じがするけど
    印象薄い本。

  • キャッチフレーズの「型にはめるだけ」これに対して賛否両論あるみたいだけれども僕は賛成だ。要はとても初歩的な段階の事なのだ。きっと何事にも言える事で、例えるならサッカー選手になりたい少年が初めてサッカーボールを手にして(足にして?)するべき事は当然当分の間型どおりの基礎練習でしょう。そこに疑問を持ったら何も始められないと思う。勉強も然り、当然基礎あっての応用であると思う。何か自分の得意分野に当てはめて比喩的に考えればこの本の重要さはわかると思う。

  • フランス人に関しての流れは興味深いけどあとは扱ぎ付けのような感じがぬぐえない

  • スポーツでもまずフォームを固めるように、思考力も型を固めるところから入るといいのかもしれない。

  • これを実践したら論理的な話し方できるかなーとか思った。まずは、これにのってる話し方と、文庫や新書をたくさん読むことから始めようっと。

  • フランス人の思考法を真似ることで論理の技術を身につけてしまうという企画の本。内容は納得でき、実践的であるので、生活の中で活かせると思う。買って損はない。難しい本に入る前の入門書的な感じで読むのが良い。さっそく実践してみよう。

  • 考え方のヒントになる言葉がのってます。考え方のポイントは二項対立?何度か読みたい。

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著者プロフィール

樋口 裕一(ヒグチ ユウイチ)
作家、小論文専門塾「白藍塾」塾長、多摩大学名誉教授
作家、小論文専門塾「白藍塾」主宰、多摩大学名誉教授
1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。多摩大学名誉教授。小学生から社会人までを対象にした通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長。
著書に250万部のベストセラーになった『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)のほか、『小論文これだけ!』(東洋経済新報社)、『読むだけ小論文』(学研)、『ぶっつけ小論文』(文英堂)、『ホンモノの文章力』(集英社新書)、『人の心を動かす文章術』(草思社)、『音楽で人は輝く』(集英社新書)、『65歳 何もしない勇気』(幻冬舎)など多数。

「2022年 『小論文これだけ! 人文・文化・思想・芸術・歴史 深掘り編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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