ネコと暮らせば ―下町獣医の育猫手帳 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087202465

作品紹介・あらすじ

ネコは本来外で暮らす動物だ。しかし、現代日本の特に都会では、地域が共有する空間や住宅などの事情から、ネコの室内飼いが推奨され、ともすればその本性や習性が抑えられがちである。ネコもヒトも自立心の強い、個性豊かな生きものである。それが一緒に暮らすとなると、刺激的なだけにまたお互いストレスもたまる。時代とともにペットとヒトの関係も変わる。本書では、東京下町の獣医師である著者が、その体験に基づいて、ネコとヒトが現代を共に生きるためのよりよい関係を提案する。

感想・レビュー・書評

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  • ヒマラヤンの女の子を迎えて数週間

    かなり家に慣れてきた
    基本お世話は俺がやっている。
    今まで 数匹猫を買ってきたし
    昔はペットショップでも働いていた

    でも人間の子育てと一緒で正解はない
    それは猫も同じ
    だから動物関係の本も沢山読んで吸収する

    この年になって初めて猫を ゲージで飼っている

    基本ヒマラヤンはオットリなので
    本人もケージを気に入り
    リビングで 遊び 飽きると 自分で ケージに戻ったり
    非常に飼いやすい

    この子の飼育で最近工夫してるのは
    ●与えるフードを決めない

    である。簡単に言うと高級、中間、安いのを毎回、俺の気分でランダムに混ぜている。
    猫は今の所好き嫌いなく食べている♪

    1番の目的は
    今の不景気
    これからどれが 入手困難になるか もしくは フード メーカーが 倒産したりすることもありえるかもしれない
    だから何でも食べる子になってほしい のだ!

    あとはヒマラヤンは顔が平ら族なので
    目の涙やけも 頻繁に拭いてあげなくてはいけない しかし うちの子は 顔 を 拭かれるのが大嫌い
    毎回ビビってる

    猫の気持ちを考えて
    どうすれば良いか考えたのが…
    人は猫を撫でるのに毛の流れにそってなでなきゃと思いがち
    だからシートで拭く時も【前から後頭部にかけて拭く】
    これじゃ手が迫って来るの丸見えで怖い((( ;゚Д゚)))

    つまり撫でてる時に、片手にシートを持ち
    頭を逆撫でする形でドゥルン♪と拭くと猫が気づいた時には顔を拭き終わってる!ってやり方をやっている

    猫が自分の可能性を決めつけないのと一緒で

    お世話も毎日、工夫して作戦を考えるのが楽しい。

    ※話しは変わるけど 結局俺が何を言いたいかって言うと…
    【好きな動物は犬と答える人で、中でも好きな理由が(言うこときくから)って人は、本人が人の言うこときかない人だよね!?】って事!!

    • はまだかよこさん
      ネコ、猫、ねこ
      どうぞゆったりお過ごしください(笑)

      我が家は雑種三匹
      もらいねこ、おしかけねこ、ひろいねこ
      庭に勝手に入って来...
      ネコ、猫、ねこ
      どうぞゆったりお過ごしください(笑)

      我が家は雑種三匹
      もらいねこ、おしかけねこ、ひろいねこ
      庭に勝手に入って来た三毛は残念ながら旅立ちました
      チャトラのひろいねこは闘病中です
      食欲が落ちているので小皿いっぱい並べて好きなものを食べさせています
      勝手な話で失礼いたしました
      2023/09/10
    • ベルゴさん
      こんにちは!

      家も一匹目は妻が拾い、赤ちゃんで虚弱で獣医から【すぐに亡くなる】と言われましたが…妻と協力し成猫になりましたが、心臓発作で一...
      こんにちは!

      家も一匹目は妻が拾い、赤ちゃんで虚弱で獣医から【すぐに亡くなる】と言われましたが…妻と協力し成猫になりましたが、心臓発作で一歳でお別れ

      2匹目と3匹目は
      2匹目は市の里親会

      3匹目はペットショップで犬猫の販売、鳥や小動物(生体)の仕入れ等やっていて、外の販売しているオシドリの前に捨てられていた子でした。
      捨て猫で、一般の人に拾われ
      その拾った一般の人にもう一度店前に捨てられるといった

      偽善と言ったら言い方悪いですが、自分のあまり好きじゃない出会い方でした
      2匹とも21歳まで生きましたが…

      今回のヒマラヤンというか、純血種などは自分も何気にはじめて飼ってます(笑)

      雑種も勿論助けるのは素敵な事
      純血種も人間の勝手で存在してるのでこっちも違う形で助け合いしながら暮らしていきたいと思ってます。

      はまださんの所の猫ちゃん達も
      はまださんの事 大好きでしょうね♪神様だと思ってますよきっと♪♪
      2023/09/10
    • はまだかよこさん
      コメントありがとうございます。
      彼らはもっぱら私の話の聞き役をしてくれています。

      それぞれの猫がそれぞれの事情を背負って生きています...
      コメントありがとうございます。
      彼らはもっぱら私の話の聞き役をしてくれています。

      それぞれの猫がそれぞれの事情を背負って生きていますよね。
      書くことは山のようにありますが控えておきます(笑)

      ベルゴさんもねこちゃんもお元気で!
      2023/09/10
  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 猫の室内飼いの方法や、食事の事から、野良猫への餌付けや猫害などの社会問題まで、幅広く猫について書いてありました。色々書いてありますが、筆者の主張は一貫して「飼い主は猫にとって1番望ましい選択をするべきである」ということなんだなと思いました。

    ふあ(海洋環境科学科)

    所蔵情報:
    品川図書館 645.7/N98

  • 東京下町の獣医師である著者が自身の経験をもとに、ネコとヒトとのより良い関係を提案した本。

    ネコを飼うときに指針となることが多く書かれており、とても参考になります。

  • タイトルを誤解していたようだ。著者が猫と暮らしてのエッセイというより、獣医師として読者に猫との暮らし方の指針を示す、そんな本だった。 我が家は室内飼いだが、外で虫や小動物を狩ったり、足の向くまま遊びに行かせてあげたいと思うのだが、猫の安全面や家の衛生面を考えると実行に移せない。気密性が高く衛生的な現代の家屋は猫の暮らしにくい家なのだろうか。後半の猫の食事から健康面の章は、いかにも獣医師らしい書きぶりで参考になる。

  • 谷中で獣医師をする著者の経験から現代社会での猫と人が良い関係を築き方を提案した1冊。

    2004年の本なので記載された内容は古い部分もあるが、
    この頃から地域猫活動に尽力していた人達もいたんだね。

  • 進路支援図書「はたらく人びと」
    2010/06/18更新 042号 紹介図書
    http://www.nvlu.ac.jp/library/workers/workers-042.html/

  • [ 内容 ]
    ネコは本来外で暮らす動物だ。
    しかし、現代日本の特に都会では、地域が共有する空間や住宅などの事情から、ネコの室内飼いが推奨され、ともすればその本性や習性が抑えられがちである。
    ネコもヒトも自立心の強い、個性豊かな生きものである。
    それが一緒に暮らすとなると、刺激的なだけにまたお互いストレスもたまる。
    時代とともにペットとヒトの関係も変わる。
    本書では、東京下町の獣医師である著者が、その体験に基づいて、ネコとヒトが現代を共に生きるためのよりよい関係を提案する。

    [ 目次 ]
    第1章 縁あって猫の飼い主となる
    第2章 猫には猫の秘密がある
    第3章 猫を室内で飼う
    第4章 野良猫とのつきあい方
    第5章 猫と暮らすということ
    第6章 猫の食事
    第7章 猫の健康
    第8章 猫の家庭医学

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 東京都谷中(のら猫が多いので有名らしい。そういや岩合さんの写真しうでも谷中特集のを見たわ)の獣医さんによる、育猫手帳。地元のら猫たちとの関わり合いの深さから、町と猫と、そしてひとが大好きなんだろな、と著者の人となりが伺えます。

    前半は猫全般について知っておくべき習性などが平易な文章で語られているのですが、後半では猫を飼ってからの心構えが細部に渡って淡々と述べられているような印象を受けました。獣医のふだんの診療体験を中心にしたエッセイ本かと思っていたのですが…そこが物足りなかったかな。広く浅く、新書のカガミのような本でした( ,' 3 )

  • 単なる猫好きでは終わらずに、きちんと猫の生態を理解し、一緒に生活する方法を見直したりするのに、適度な刺激になり読んで良かった。野良猫の問題も含め、食事、健康、それぞれ、もう少し飼い主の私が学べば、うちの猫たちももっと幸せになれるかな。もっとも、著者の見解によれば、猫の側にしたら、自分たちが飼われてるのではなく、人間を飼ってるつもりでいるらしい。しみじみと彼等の顔を眺めてしまった。行く先々に着いてまわるのも、親猫が子猫を心配するように人間を心配してのことらしい。今日も私の一歩先に階段の登り降りをして却って危ない猫たちが私の心配をしてるのかと思うと……やっぱり猫は可愛い。

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著者プロフィール

1955年東京都出身、獣医師。北里大学畜産学部獣医学科卒業。東京都獣医師会会員。「動物・野澤クリニック」院長。谷中で野良猫問題およびTNRにも取り組む。著書に『猫のための家庭の医学』(山と渓谷社)、『ネコに言いたい たくさんのこと』(池田書店)、『猫と暮らせば』(集英社新書)ほか多数。

「2022年 『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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