- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087203158
作品紹介・あらすじ
人民元が目をさました。高まる切り上げ要求の声を受け、ついに変革は始まった。だが、東アジアの、表舞台にすら立たない通貨のゆくえが、なぜこんなにも世界をはらはらさせるのか。輸出国としても輸入国としても、生産国としても消費国としても巨大になった中国。その様々なゆがみが、いま、人民元に収斂する。危機をはらんだ通貨が動き出すとき、その影響は世界を、急激に、またボディブローのように、深く大きく揺さぶることは間違いない。そのときを見据えて、市場のプロがわかりやすく解き明かす。
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
人民元が目をさました。
高まる切り上げ要求の声を受け、ついに変革は始まった。
だが、東アジアの、表舞台にすら立たない通貨のゆくえが、なぜこんなにも世界をはらはらさせるのか。
輸出国としても輸入国としても、生産国としても消費国としても巨大になった中国。
その様々なゆがみが、いま、人民元に収斂する。
危機をはらんだ通貨が動き出すとき、その影響は世界を、急激に、またボディブローのように、深く大きく揺さぶることは間違いない。
そのときを見据えて、市場のプロがわかりやすく解き明かす。
[ 目次 ]
第1章 人民元の台頭(人民元、表舞台へ 人民元の成立 ほか)
第2章 通貨の市場化と国際化(各国の通貨制度 通貨の地位と役割 ほか)
第3章 中国の金融為替制度(中国人民銀行 中国の金融改革の進展 ほか)
第4章 人民元の行方(人民元の通貨制度変更の理由 通貨バスケット方式と変動幅の拡大 ほか)
第5章 人民元から見る世界(世界のなかの中国 アジア統一通貨の可能性 ほか)
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この本の題名や文章の中にもよく登場する人民元とは、中国の通貨元のことだが、様々なことで、急上昇中の中国に欠点があるとしたら、この通貨のことだ。この元は通貨で非常に安い。だから、中国人は中国で働いてしまうと給料が安いので、日本など外国に働きに出ているとよく聞く。しかし、今、急上昇中の中国にとって、これからも問題をクリアしていくにあたって、さらに大きな国となっていくのだと思う。そして、世界とまではいかないが、アジアを支えていく国となっていくと思うので、日本は中国に負けないでほしいが、中国との交流もしっかりしていってほしいと思う。
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結局人民元が何をどう変えるのかは謎のまま。