- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087204292
作品紹介・あらすじ
日本古来より伝わる様々な古武術を学ぶことが、広がっている。古武術的な身体の使い方や意識の持ちようは、現代にも通じる知恵に満ちているのだ。では、古武術をたしなむとは、実際にどのようなものなのだろうか。老若男女の日常生活にも有効といわれる、古武術の考え方とは?手裏剣術や柳生新陰流での自身の経験と実践をもとに、女性時代小説作家がわかりやすく論じる。
感想・レビュー・書評
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肩甲骨・股関節・骨盤・脊椎・腰椎…意識して動く感覚…気持ちいい。
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サーフィンも体術なので以前から興味のあった古武術の身体の使い方が参考になるのではないかと読んでみた。具体的な使い方もいくつか覚えられたし、師匠や稽古に対する考え方も学ぶことができた。
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古武術。強そう。知りたいのは道じゃなくて、術なんだ。
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古武術ってすごい興味あるけど、やっぱ紙で何やかや伝えるのは限界があるなあ。
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これはいかん。
この人の本は二冊目だが、どうにも肌に合わない。
実践してる割に、生々しくない。本当かよ、としか感じられない。自分の体験を、他者に再体験させるのが苦手なんか、ぼくがそう感じるだけか。
ちょっと、トンデモさんの香りすら感じてしまう。
内容どうこうより、あかん。 -
感情の表出の前に一呼吸。
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「古武術式健康法」の章を目当てに購入。
実利だけを期待して読んだ不届きな読者だったかもしれない。
しかし、筆者の身体感覚を言葉で伝える大切さと難しさを心得た記述に、納得することも多かった。
期待していなかったはずの精神論(例えば、恐怖心を克服することなど)についても、説得されてしまっていたのだ。
もちろん、肩こりの治し方、外反母趾の原因や、締め付ける着衣の害など、「すぐに使える知識」も、期待通り。
本書を読み終わった晩、仰向けに寝ているとき、本書に言うように、「お尻を背骨に収納する」感覚で横になって、その体の楽さに驚いた。
これまで、こんなに腿の前側の筋肉を緊張させていたのか、と発見があった。 -
棒手裏剣、居合道の修行から得た古武術の考え方を解説している本。
現代でも参考になることが多いですね。 -
「力」や「慣れ」による勝ちは武術的ではない…(p78)
慣れるために、型の数を増やしていくという手もあるけれど、昔の武術はわずか5つの型に託している。
型は完璧な形でありながら、同時に崩しえるものでなくてはならない。
コンサルティングの場で、ケーススタディをいくつ知っているか…みたいなコトに違和感を感じていた。それって、こんなことなんだろう、と思った。 -
[ 内容 ]
日本古来より伝わる様々な古武術を学ぶことが、広がっている。
古武術的な身体の使い方や意識の持ちようは、現代にも通じる知恵に満ちているのだ。
では、古武術をたしなむとは、実際にどのようなものなのだろうか。
老若男女の日常生活にも有効といわれる、古武術の考え方とは?
手裏剣術や柳生新陰流での自身の経験と実践をもとに、女性時代小説作家がわかりやすく論じる。
[ 目次 ]
第1章 手裏剣術との出会い
第2章 指南法を工夫する
第3章 稽古者の心理と型の理解
第4章 武術で身体を見直す―軸と重心の話
第5章 身体内外の環境とストレス
第6章 古武術健康法
第7章 新境地を得る心の持ちよう
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