広告が憲法を殺す日 国民投票とプロパガンダCM (集英社新書)

  • 集英社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087210316

作品紹介・あらすじ

日本の国民投票制度は「広告規制」がほとんどない。さらに、日本の広告業界は一社寡占状態にあり、この会社は自民党と深く結びついている。CMに踊らされて憲法を変えていいのか。制度の改善案を提言。

感想・レビュー・書評

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  • 自民党と電通が組めば「まちがいなし」? 『広告が憲法を殺す日』 | BOOKウォッチ(2018/5/ 1)
    https://books.j-cast.com/2018/05/01007291.html

    広告が憲法を殺す日 国民投票とプロパガンダCM – 集英社新書
    https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0931-a/

  • 本間さんの分析力がよく判る一冊です。

  • レビュー省略

  • 1947年、GHQにより公職追放された上田碩三まで遡ってみる。その後任第4代代表取締役社長就任したのが鬼十則吉田秀雄。

  • 端的に問題点がまとまっているという点では岩波ブックレットの方が使いやすかった。
    本書の特徴はブックレットには収めきれなかった広告業界の生々しい現実をふんだんに書いているという点。そのような観点から、本書は広告業界のを志す就活生が読んでおくべき本でもある。こういう情報を知っておいて適切なタイミングで適切なやり方でアピールすることは、他の就活生と比べ相対的に突出するために必要だと思う。
    自分が使うという点では、ブックレットの方を使う際に補強材料として用いることが考えられる。
    しかし相変わらず絶望するなーこの本を読まずに署名運動とか地道にやってる人に対して何を語ればよいのか。少なくとも根拠なき楽観論で場を乗り切るようなことは絶対にしないようにしようと思うわ。

  • 電通(CM流し放題)×自民党(カネ使い放題) ほんとそれ(笑)というやつだ。

    あの手この手でなんとしてでも憲法改正をしたい自民党と統一教会。
    憲法20条「いかなる宗教団体も国から特権を受け、政治上の権力を行使してはならない」
    ここを変えるようなのでね。

    テレビを見すぎ、信じすぎの日本人がメディアのお祭り騒ぎに乗せられて後悔してもしきれない選択をしないために、こうした本で学んでもらいたい。

  • 東2法経図・6F開架 314.9A/H85k//K

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著者プロフィール

1962年生まれ。著述家。1989年、博報堂に入社。2006年に退社するまで営業を担当。その経験をもとに、広告が政治や社会に与える影響、メディアとの癒着などについて追及。原発安全神話がいかにできあがったのかを一連の書籍で明らかにした。最近は、憲法改正の国民投票法に与える広告の影響力について調べ、発表している。著書に『原発広告』『原発広告と地方紙』(ともに亜紀書房)、『原発プロパガンダ』(岩波新書)、『メディアに操作される憲法改正国民投票』(岩波ブックレット)、『広告が憲法を殺す日』(集英社新書、共著)ほか。

「2021年 『東京五輪の大罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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