- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087440898
感想・レビュー・書評
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プライドとは・・・
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読みやすく面白かった。最近だとイチローや松井秀喜から古くは王さんや長嶋さんまでいろんな一流打者の、打撃投手(バッティングピッチャー)を務めた方々のお話。私は元々プロ野球が好きなので興味深く読めたけど、そうでない人だとどうだろう…とも思ったけど。
プロ野球が好き、なのに、打撃投手のことは、まるで知らなかった。本の中で数多くの打撃投手の方々が登場するが、ほとんど聞いたことない名前ばかり。
打撃投手はこのように、プロ野球ファンに注目されることも少ない。メディアにもほとんど登場しない。プロ野球選手のような華やかさはまるでない。でも日々、チームのために、練習で投げた打者が本番(試合)で結果を出せるように、陰で支えている姿勢は、選手とはまた違う「カッコよさ」を感じた。あと、打撃投手と打者とのエピソードがふんだんに散りばめられていて、そこに人の「あたたかさ」も感じた。 -
バッティングピッチャー。決して試合に出ない、打撃練習専門の投手のことだ。打撃投手とも呼ばれ、その多くは三桁の背番号を背負う。王貞治、長嶋茂雄、落合博満、イチロー、松井秀喜…天才バッターたちは、練習で専属の打撃投手に投げさせた。そして、試合では燦然と輝く記録を残した。今の球界の盛り上がりは、彼らの存在なくしてありえない!国民的スポーツの裏方に迫るノンフィクション。
単行本刊行時よりも、8年ぐらい経つので、今の打撃投手事情も読んでみたい。 -
今まで知らなかったバッティングピッチャーの一面
試合前の練習を実際にみたくなった