恋ごろも お江戸縁切り帖 (集英社文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087444179

作品紹介・あらすじ

江戸で未知の病が大流行し、糸も縁切り屋の傍ら、お救い小屋の手伝いをすることになった。恋のはじまりを感じさせるシリーズ第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • お糸の想いとは違う方へ流れていく周囲。

    お救い所で病人を助ける仕事をしながら、銀次に惹かれていく糸。そのお糸への好意を示す熊藏。

    きちんと気持ちを整理をしていかないと、人生を他人に流されちゃいそうなお糸ちゃんが不安。

    また縁切も人さらいに使われてしまったり、子供のいじめに使われたり、考えさせられる巻でしたねぇ。

  •  人というのは面倒で厄介で、そしてなかなか良いもの。見栄を捨てることが大切なのかもしれません。泉ゆたかさん、働く人を書きたいとのこと。「恋ごろも」、お江戸縁切り帖シリーズ№3、2022.7発行、連作5話。お糸にぞっこんの熊蔵、幼なじみの藤吉、イネの息子で医者の銀太。3人の男たちとお糸の今後は? ラスト、熊蔵の妻と息子の登場・・・?

  • 縁切り屋.糸、3作目
    小石川養生所を手伝う内に留の息子で医師の銀太に想いが…
    恋ばな

  • 悪い子なんて言われる子の近くには、どこかに必ず悪い大人がいるのさ

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著者プロフィール

小説家

「2023年 『幽霊長屋、お貸しします(一)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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