- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087463262
作品紹介・あらすじ
古代から文明の先進地域であったインドと中国に、偉大な哲人が現れた。悟りの道を説くブッタと儒教の祖となった孔子の教えは、後代の人々の大きな精神的支柱となっていく。中国では王朝の興亡が続いた。広大な国土を最初に統一した始皇帝の秦、項羽に勝利した劉邦の漢、三国志の英傑らが争い、南北朝、隋を経て、唐が建国される。長安の都は巨大国際都市となり、かつてない繁栄の時代を迎える。
感想・レビュー・書評
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2巻は、殷から唐あたりまでの中国史がメイン。個人的に親和性が高い領域だから、新しい知識というより、思い出し作業が中心だった。かつて高校生だった頃、三国時代の扱いの小ささに愕然としたんだけど(確か、欄外に数行程度)、最低でも本書くらいの踏み込みはして欲しかった。そしたら、最終的に世界史を選択したかもしらんのに。ブツブツ。
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三国志
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〈目次〉
第1章:古代インドとブッダ
第2章:中国文明とあけぼの
第3章:秦の始皇帝と天下統一
第4章:劉邦と漢帝国
監修の言葉・前編「歴史の実相と歴史的常識とされるものとの違い」
第5章:魏・呉・蜀の三国時代
第6章:隋の煬帝と大運河
第7章:唐帝国と玄宗
第8章:新羅の朝鮮半島統一
監修の言葉・後編「唯一の正統を尊んでつくりあげられる史書」
歴史みちくさエッセイ「傾城・傾国の美女たち」
〈感想〉
読んでみて殷・周の天下を「方千里」とする考え方を始めて知った。教科書的記述では殷・周と王朝が続くような書き方になっているが、あくまで新石器時代の「方千里」を支配した勢力であり、これら勢力が「方千里」という天下を広げていく過程であると捉えると分かりやすい。
このように本書は教科書にあるような単線的な説明でない点が面白い。その一方で、監修の平勢先生がコラムにかなり力を入れられている印象で、多少マニアックで理解しにくいかもしれない。 -
レビュー省略
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お風呂で読んだ
教養としてある程度は世界史も必要かと思いまして・・・
サクッと読めますが、簡単に書きすぎてよくわからなくなるところもありますな
文章等は子供向けではないから、もしかして大人向け?
一応、このシリーズは全部読むつもりです -
世界史の授業はたぶんもう受ける機会がないので、教養としてこれくらいは。テンポが早いので読みやすい。