- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087463910
感想・レビュー・書評
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天使の卵を読んで、天使の梯子を読んで、それから読むべき、このへヴンリーブルー。
この順番を守らないと、これはただの叙述詩としか捉えられないと思います。
順番さえ間違えなければ、とても心に染みる素敵な1冊として心に残ること間違いなし。
少し長めの『あとがきにかえて』がついています。由佳さんの日記の一部だということですが、いや、これがまた面白い!パンツのくだりなんか最高。これで1冊作ってくれたら絶対読む♪けど、ないかな(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「天使」シリーズ番外編。
大筋は「天使の卵」と「天使の梯子」で描かれていることそのままだけれど、その時々の心情だったり、あとがき代わりに執筆中の個人的な日記が載っている。それによれば、この本を執筆していた際はプライベートでも大変な時期で、その揺らぎがそのまま文章となって出ているそう。挿画や白ページや文章の抜粋が効果的に配置されていたり、あと夏姫は著者にとても似ている存在らしい。 -
天使の卵と梯子の、夏姫側からみた話。
新しい夏姫の感情が見えるのかなーと思ったけど、
真新しいものはなかったかなぁー。
久しぶりに天使の卵の映画をみたくなったよ。
サクッと読めちゃいますー!!
それよりも、長いあとがきー笑
途中でクスっと笑う所もあり、おもしろかったなぁー。
真剣に読むんじゃなくて、
ダラダラ読むのにちょうど良かったなぁ。 -
期待していた内容ではなかったかな。
さらさらと読めるからいい。
それよりもあとがきの日記なんだけど、他の作品とにてない?
ということはあの作品は、ある程度自身の事がベースにある?
と気になってしまう汗 -
我々が知らない事実みたいなのが書かれてるかと思ったが、本編読んでれば想像できる描写ばかりだった。無理に読む必要はないかな。
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あのとき夏姫が何を思っていたのか、というのはたしかにわかるけれど「アナザーストーリー」と題打ってまで読むほどのものではないかもな。最後の一文はとってもきれいだったけれど。良くも悪くも映画の付録以上でも以下でもない。
もっと他にエピソード自体を物語に挿入出来たらそれは物語として面白かったのかもしれないけど。これはただ、彼女が何を思っていたかだけ。別に酷評する気はないし、ファンとしてはうれしいけど当たり前ながら単体ではわけわからんと思う。あと短いかな。本にするほどでもっていう。筆者のあとがきはさすがに全部読めるほど時間はないし、興味もあまり持てなかった。創作の苦が味わえるものとして貴重なものとは思えんかったかな。 -
天使の卵の流れで読んだ。梯子は読んでないのだけど両物語のダイジェスト版ですね、さらっと読むにはいいかな。デビュー時の青さから少し抜け出された時期に書かれているので、まとめ方に少し深みがあるとかんじられます。
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天使シリーズのアナザーストーリーである『ヘヴンリー・ブルー』を読みました!
ストーリーの流れ自体は『天使の卵』と『天使の梯子』と同じだから、ある程度は展開が予測できるものの、夏姫目線で書かれているだけで、違った面白さがありました。
夏姫の後悔の強さがその中でも特に印象的で、慎くんの影響が立ち直るまでに思ったよりも大きかったことに気づけました。
『天使の卵』と『天使の梯子』をもう一度読み返してみたいと思えるような作品でした。
この2作を読んだ方にはオススメです! -
いつか再読したい