- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087468472
感想・レビュー・書評
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『私、人見知りなんです』
知らねー、勝手にどうぞ、とおもってたけど、
筆者はこの言葉を言われると、他人の荷物を背負わさ
れている気になる、とのこと。
知らねー、勝手にどうぞと思っていた気持ちをドンピシャで表現してくれた。
そう、他人の荷物を背負わされるのだ。
社会人でよくある『私、プレゼン苦手なんです』
とかもこのパターンだ!勝手に荷物を負わされる。苦手かどうか、人見知りかどうか、本人が思うのは勝手。こういうのは他者が評価?思う?こと。自分の荷物を他人に丸投げるなよ。と、私の中で合点が言った。
私も日頃なんか府に落ちないと思ってた言葉たちを、そうそう、と思えたり、今迄気付かなかったそういう考えがあるか、と思えて面白かった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
共感しながら30分やそこらで読み終えてしまった。あるよねこういう使いたくなかった言葉たち。私は「リスペクト」「フル単」「チャイ語」「やったまし」「呑み」やなあ。といいながら三年後の夏、私はその中のふたつを平気で使うようになってしまっている。
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こういう日常の些細だけどちょっと気になるコトバって結構あります。
「あるある~」「わかる!」の連続。
人がどういう風に感じてるのか、些細なことほど知る機会もそうそうないので面白かった。
ミリさんの小さな日常をすくいとったエッセイ、読みやすく楽しくほっこりします♪ -
共感できる「言えないコトバ」たくさんありました。よく考えずに使ってる言葉が多く、考えさせられました。
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最近、益田ミリさんの作品にハマっている。
ユルいけれど深かったり、笑えるけど考えさせられたり。 -
話す言葉はその人自身を表すこともあるから、使いたい言葉を選んで使いたいと思う
言いにくいコトバって確かにあるな〜 -
それは言えるっしょ、みたいな共感できないことがあった。微妙。
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よく見たり聞いたりするけれど、いざ自分で言おうとするとなかなか言えないコトバについて語ったエッセイ。ズボンのことをパンツと言うのは、私も下着の方と混同されるかと思って言いにくいです。それと「親友」。これなんかも親友がいないとダメ人間の烙印を押されそうな錯覚を自分勝手ながら持っていたのでミリさんの言うことに同感してしまいました。普通に「仲良し」とか、「大切なお友達」くらいの関係がいいですよね。「遠慮のかたまり」というのは初めて聞きました。大阪あたりでは使うんですね?
無意識に見聞きしていたコトバについて改めて考える良い機会になりました。人を見下したり、偏見を持ったりして言葉を使うのは良くないことですね。
このエッセイが書かれたのは10年以上前のことだから今はもっと、SNSの流行りで新しい言葉が増えていると思います。例えば「エモい」。意味は理解したとしても自分では使えないですね。ミリさんならどう思うんでしょうね、エモい。意見をお聞きしてみたいです。 -
さらっと読めた
確かにちょっとしたパーティーなんてそうそうない -
初めての益田ミリさん久々のエッセイ。言葉の流行り廃り2009年作品の割に古さを感じさせないのは筆者の凄さかも。人気シリーズすーちゃんも読んでみたいです。