地獄の季節 ランボオ詩集 (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087520309

感想・レビュー・書評

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  • まだ少年と言っていい時代にこれを書いたことに戦慄を覚えますが、ここまで感受性が強いと随分と生きにくかったであろうなと、同情を禁じえません。

    ランボーの人生といえばディカプリオ主演の映画を思い出すのですが、若い時に映画を見、次に詩を読み、今ある程度年齢を重ねて再読してみると「若いな」と感じました。

    なにがそんなにつらかったんだろう。どうしてそんなに罪の意識を持っていたんだろう。若くして亡くなった彼にそんな事を問いかけたくなります。

  • 数あるランボーの詩の翻訳で、もっとも奔放な勢いを感じさせる詩集。さすが現役の詩人粟津則雄、と思うがしかし、やや癖がある(笑)。ランボーの詩の中で、恐らくもっとも有名で、そして彼の生涯の絶唱『永遠』の訳を読むと、その翻訳家がランボーをどういう風に見ているかよくわかるが、粟津訳は、やはり威勢がいいです(笑)。表紙の砂漠の写真も素晴らしい。ランボーの詩集の装丁では、個人的にこれがベスト。写真と年表も充実。

  • あれです、祭壇で焼かれてこの身はセドロン河を流れるという詩が好き。
    でも中原中也訳も好き。

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