ドクター・ヘリオットの毎日が奇跡(上) (集英社文庫)

著者 : ジェイムズ・ヘリオット

• 集英社 (2004年3月19日発売)

感想・レビュー・書評

[todo23さんの感想 · 2017年11月8日]

相変わらずヨークシャーで獣医の仕事のヘリオット先生ですが、第2次大戦後、ペニシリンを始めとする新薬の進出や、個人農場の大規模化など、農村の獣医の仕事も大きな変化を向かえます。
時代に取り残されたという訳ではないのでしょうが、ヘリオット先生、なんだか少し淋しそうな気がします。
何故かジークフリードやトリスタン、その上へレンさんなどの常連さんの出番も少なく、逆にロシア行きや、イスタンブール行きなど、ヨークシャーを離れた物語が織り込まれます。マンネリを逃れようとしたのかもしれませんが、なんとなく「らしさ」が感じられず、淋しい気がします。

[光さんの感想 · 2016年7月4日]

楽しい。癒される。想像力が膨らむ。作者の人柄が偲ばれる。他作も同様。重複もあるが、あまり気にせずにどれからでも読める。後で、息子の伝記を元に整理できる。

[めんたい。さんの感想 · 2012年1月28日]

英国ヨークシャーの田舎で獣医として暮らすヘリオット先生の回顧録。



巻末に作者著作リスト有

出版年月日等 2004.3
NDC（9版） 934.7 : 評論．エッセイ．随筆
別タイトル 　　　 The Lord God made them all

[あっきぃ〜さんの感想 · 2007年8月13日]

田舎獣医のヘリオット先生のお話。

本当、獣医さんは毎日が綱渡りなんでしょうね〜。
昔の治療方なんでしょうが、ドタバタ劇の中にあるほのぼの感がいいです。
あったかい田舎の話