アンカー

著者 :
  • 集英社
3.47
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本棚登録 : 319
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087711127

感想・レビュー・書評

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  • 今回は、ニュースイレブンのこれからを変える熱を吹き込まれる一件になった。
    布施の着眼は相変わらずお見事で、警視庁の黒田との関わり方は、もはや絶妙なコンビネーションと言ってもいいのではないかとさえ思えてくる。
    わくわくしながらページを繰る手が止まらない一冊である。

  • 本人探しが題材でなく
    報道番組と継続捜査が主なので地味な展開だけど
    どちらの仕事にも
    大切なことはひとつみたいな一致点はある。

    私も保守的で新しいことに挑戦することに躊躇してしまうので鳩村の気持ちがよく分かった。
    でもそれは良くないと言うのもよく分かった。

  • 2020.10.19

  • これシリーズものなのね。
    視聴率云々より真実を追求するという方向性が重要。

  • 継続捜査がどのような扱いなのか?がわかった。読みやすいが、多分記憶にも余り残らない。

  • 3作目の最後の一言に続く作品。

    やはり本作も、犯人探しというより、報道に関わる人たちと、継続捜査に関わる人たちのお話だった。

  • 今までのシリーズの話を全く知らずにこの本を読んだが、とっても面白かった!
    継続捜査、大変なんやろうけどもほんっまにほんっまに大切なんやと思った。日々、こんな風に頑張って下さってる警察の方がおられるんやなぁっと感謝した。
    布施さんの嗅覚恐るべし!!
    福原さんご夫婦がこれからは少しでも穏やかな生活を送れますように。。

  • ふむ

  • 2019/08/31
    一気読みの面白さ。
    連続殺人の衝動がビラ配りで抑えられたって10年間続けた両親には大いなる福音だと思う。
    犯罪を抑止できたのだから。
    仕事に真摯に向き合う人は、その動きや考え、方向性が異なる。不満が生まれてギクシャクするが。
    ざっくばらんに話し合い、自らを反省する、素直さが大事。そこで絆が固く結ばれる。
    仕事は超ハードだけど、プロは時間を忘れて突き詰める。
    やりきった感を私まで味わってしまった。

  • 読み始めて早々の違和感、あれ?鳩村ってこんなに性格悪かった?
    というものが徐々に解けて行き、その後は楽しいエンターテインメントが進んでいった。このシリーズらしいフィナーレも良かった

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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