- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087715149
作品紹介・あらすじ
著者デビュー35年記念第3弾に、「スクープ」シリーズ最新作が登場! 六本木の公園で週刊誌のライターの刺殺死体が発見された。報道番組の記者・布施と捜査一課の刑事・黒田は別の観点から事件に迫る。
感想・レビュー・書評
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<別>
作者の今野敏は別に読者を泣かせるつもりでこの本を書いているのではないと思う。だとした途中なかで二回ほども僕が涙ぐんでしまうのはいったいどういう訳だっ。これも布施の人徳なのか。
というわけで早々に次の「アンカー」へバトンを渡したいので急ぎ向かいます。 -
2022年3月19日
仕事を淡々とする男たち。
スクープをとっても、えらぶれず、ありえない職業の、例えば警官やヤクザなどに友達と言う。垣根の無さ。得体の知れない人たらし。
それでいて、マスコミはニュートラルであり、判断は試聴者1人ひとりに託すべきと信念を持っている。魅力的な人物だ。 -
今野敏さんに出会えて良かったなあ
まだまだ読んでない作品がいっぱいあるのが幸せな気分
どんな端役にもきちんとしたバックボーンが用意されてるように感じられる
特に多彩な刑事たちにはそれぞれかまちょっとした短編の主役を張れるんじゃないか
とても面白かった -
前作と同じ登場人物で、同じような展開。
登場人物の説明が全く同じなので、続けて読むと同じ本を読んでるような気になる。
犯人は誰か?というようなものではなく、登場人物の感情(布施以外)を楽しむ作品かな。
(登場人物)
[警察]
黒田
谷口
[ニュースイレブン]
布施
鳩村
鳥飼
香山
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ふむ
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スクープシリーズ 第3弾
暴力団関係の記事を書いていたライターの片山が殺される事件が発生。
偶然にも事件現場をいち早く撮影した布施はその事件の背景に興味を持つ。
時を同じくして政治家の政治家に対するネガティブキャンペーンをニュースイレブンで取り扱うかもめていた。
一方、黒田と谷口が所属する警視庁捜査一課特命係は、茂里下組組長襲撃犯殺害事件の継続捜査を担っており、片山からのつながりを感じた黒田は布施と接触していく。
殺人事件の背景にうごめく政治家と暴力団の黒い陰謀を布施が暴く。
随分、布施のキャラに助けられてますね。
なんか事件の背景がぼんやりと感じてしまいましたが、自分が疲れてただけか?
次作も期待してます。 -
うーん、何だろう!?そこそこ面白いのだが、リアリティさに欠ける気がする。
えっ!こんな展開になるの???って言う感じ(笑)