2.43 清陰高校男子バレー部 second season

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087716146

感想・レビュー・書評

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  • おもしろくてシリーズ一気に読んだので感想ごちゃまぜです。

    スピンオフで先に読んだ福蜂工業高校が出てきた~。
    本編ではマネージャー男子の越智くんと三村くんがコンビ的に描かれてる。

    男子ばかりの青春ものってどうしてもBL的人気に向かいがちなイメージですが、青木くんの好きな人が同性であることがはっきり描かれているのは、イマドキな感じがしました。ようやく時代もそこまできたのね、という。

    一作目ではキャラがいまいち定まっていなかった(ように見えた)黒羽くんが存在感出てきました。

    あと文化祭の描写とか、試合以外のところがみんな高校生してて、いろいろ甘酸っぱいものがよみがえります。こういう部分をもっと読みたい!

  • グワーッと頭掻きむしりたくなるくらいドキドキするんだけど!なんなのこれ。もう、全員愛おしくて、心から応援したい。だもんで、それぞのパートで泣けてくる。こんなに全員応援したくなるスポーツものってちょっとないかも。
    きわめつけはあれだよね、どんだけツンデレだよ!しかも天然物だ。
    もう、いろんな意味でびっくりだ。大好きだ。

  • 女子向けスポーツ小説の連載を読んでいる感。いい意味で。新キャラも多数登場。

  • ひとりではできないのがバレーボール。
    チームメイトだけではない、バレーボールに打ち込める環境を整えるということも、やっぱりひとりではできないこと。
    ひとりでは生きられないのが人間、という大きなことにも繋がっているのかもしれない。

  • いよいよ春高予選。県内最強の福蜂工業との出会いとそのチームとしての完成度に触れ、揺れる清陰のメンバー。
    ここまでもちろん清陰を応援して読んできているけれど、このsecond seasonではその最大の壁となる福蜂工業のバレー部員達の様子も交互に描かれ、単なるライバルとしてではなく、徐々に双方応援したくなる。

    負けられない理由は誰にだってあるよね…春高への切符が一枚しかないのが歯痒い。
    怪我とか才能とか身長とか将来とか色々な問題に悩まされる高校生。
    読んでいる側も同じ様に熱くなり、時には泣きたくなった。
    いいなあ、部活に賭ける青春。
    個人的にバレーボール好きなので文字でも試合の様子が目に浮かぶ。

    荊ちゃんパートは相変わらず荊ちゃんも棺野も物凄い可愛い…てかもうほぼ公認じゃん…
    私も越川選手の大ファンなので分かる!分かるよ!と思いながら読んでた。
    でも男子の破壊力も女子の丁寧なラリーもどっちも好きだ。

  • バレーのルールは細かくて小説で読むのには想像量がいるが、某漫画を主体に読んでいくとなかなか面白かったです。
    前回で灰島の悲惨な過去が解決し、それでも周りの状況などを照らしていくとなかなか濃厚な一冊でした。
    棺野と末森の関係は相変わらずニヤニヤするし、それに負けじと…というよりも、それよりも敵方の三森と越智の関係性にニヤニヤしてしまうのは、BLで培われた萌想像力によるものなのか作者の思惑なのか気になりましたが、なかなか面白い関係性でよかったです。

  • シリーズ続編。登場人物の魅力度が高くて、誰にでも愛着が持ててしまう。
    今回はライバル校視点あり。
    清陰メンバーだけでも魅力的でお腹一杯なのに福蜂メンバーたちも素敵でした。

    とにかく終盤はページをめくる手がとまらなかった。

  • とうとう春高予選が始まる。
    強豪、福蜂工業高校に、清陰高校は挑む。

    ありがとうございました…。感無量。
    どの試合もほんとはらはらするし、すごかったです。(語彙力)
    福蜂の三村くんもかっこよかった…。
    序盤を福蜂のマネージャー視点に持ってくるあたりがほんとうまいです。

  • 灰島の情緒に成長あり。
    周りに恵まれてほんとよかった。薄幸だから。
    尊い。

    止まれなくて一気読みした。
    終わってから王道だったことに気付かされる。

    続きを書いてくれると嬉しい。

  •  春高バレー県代表をめぐる戦いの中で、チーム内のやりとりや心の葛藤が鮮やかに描かれていて、一気に読んでしまいました。熱い青春のお話です。
    (児童担当/食パン)

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著者プロフィール

第9回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、2003年『キーリ 死者たちは荒野に眠る』でデビュー。その他の著書に、『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』(電撃文庫)、『エンドロールまであと、』(小学館)など多数。

「2009年 『NO CALL NO LIFE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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