四人の食卓

著者 : 赤瀬川隼

• 集英社 (1995年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[solala06さんの感想 · 2013年1月27日]

男の方の書かれた恋愛小説だなあ…ってのが分かりやすい

[あまぐもさんの感想 · 2006年9月27日]

<font color="#666666"><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:0;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087741524/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4087741524.09._SCMZZZZZZZ_V1104317667_.jpg" border="0" alt="四人の食卓"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/asin/4087741524/yorimichikan-22" target="_blank"> 四人の食卓</a><br>赤瀬川 隼 (1995/08)<br>集英社<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087741524/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"> この商品の詳細を見る</a></td></tr></table>
<blockquote><p><strong>父と息子の二人だけだった暮しが、何の手続きもなく、いきなり、そして自然に、四人の家庭生活に変っているような思いに一瞬とらわれた…。人生の節目節目に誰しもが抱く恋愛感情。表題作を含む11の短編。</strong></p></blockquote>
表題作のほか、「秋を呼ぶ風」「夏になれば」「人ちがい」「翠玉のありか」「初夏の名残」「ケンブリッジ幻影」「闇の女神」「短冊」「見栄っぱり」「ミミの忘れ物」

人生の節目のふとした隙間に忍び入るように芽生えるときめきが11の物語になっている。主人公にとっては ひととき桜の季節のような儚い高揚感に包まれ 幸福かもしれないが、その陰にはには必ず、裏切りや嘘や隠し事があるということが、素直に一時の満開を喜べない心地にさせる。なんとはなしに居心地のよくない物語たちだった。</font>