スローグッドバイ

著者 :
  • 集英社
3.27
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本棚登録 : 739
感想 : 112
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087745849

作品紹介・あらすじ

ふたりでできたこと、できなかったこと。さよならから始まる恋人たちの物語。

感想・レビュー・書評

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  • これ好きだ!
    著者本人が「寝る前に布団の中で一、二粒ずつ楽しんで、平日5日間で読んだあとは週末デートを楽しんでください」と言っているけど、本当に、夜寝る前に自分へのごほうびに食べるチョコレートのように甘いストーリーばっかり。
    確かに読んだあとはデートに行きたくなるよなぁ。
    後味すっきりハッピーエンドで、幸せな気分になれます!

  • はっ...感想結構長く書いてたのに消えた...最悪凹。

    もう、手短に。
    面食らったことに、短編集。短編間のつながりもない。
    だけど、全体を通して、穏やかで優しくのらりくらりな男性が主人公なパターンが多いかな。身体の関係が重視される大人小説ながらも、描写はさらりとしている。中身が重要ということではない。
    後書きによると、石田伊良さんは、元々はミステリー作家らしい!

  • エロ要素満点すぎる!!!!うーん、私にはまだ早いです

  • ネット上で知り合った恋人、セックスレス・カップル、友人が振った恋人と付き合う男性など、都会を舞台に、20代、30代の男女を中心に描く恋模様。
    (アマゾンより引用)

    石田衣良さんて恋愛小説家なの?

  • 読み終えた後に爽やかさが残る作品の多い10篇の恋愛短編集。
    作品の全てに石田衣良テイストがちりばめられています。
    ある作品に自己投影して少しセンチな気分なりました。
    恋愛をしてる人、恋愛をしたい人、恋愛に行き詰まっている人、
    恋愛をしたくない人、恋愛を終わらせた人・・・・・・
    読んでみてはいかがでしょう。

  • 題名とは違って『ハッピーエンド』の物語ばかり。
    しかも、恋愛小説の短編集だから読む人によっては、
    「そんな上手く行くわけないじゃん!!」
    と思うかも知れません。
    笑。

    でも、僕がこの小説から感じたのは恋愛どうこうよりも、
    『パートナーを信じる心が大事だな。』
    って事。
    恋人であれ、仕事仲間であれね。
    そしたら案外、ハッピーエンドが待ってるのかな?なんて思わせてくれる物語ばかりでした。

    そんな中、
    最後の物語『スローグッドバイ』だけは別の感情に。
    と言うのも、主人公と僕のあだ名が一緒。
    しかも、物語の舞台は僕が遊んでた横浜(中華街、元町、山下公園)、すべての風景がフラッシュバック。
    読んでて昔の自分と重なって、、、色んな気持ちになりました。
    てか、コレを書いてる今もまだ落ち着きが取り戻せてないンですけとね。(^_^;)
    それにしても、この本の中で唯一の『失恋の物語』に一番感情移入してしまう事になるとは。

    まぁ、なんせハッピーエンドな大人の恋愛小説が読みたい方にはオススメです♪

  • う~ん、私にはあわないのかなあ

  • 石田衣良はいいねぇ。
    大人(主に20代)の恋愛小説かなぁと思う。
    自分にはまだ敷居が高いけど、こんな恋愛ができれば
    いいなぁーと思ったりする。

  • ふたりでできたこと、できなかったこと。さよならから始まる恋人たちの物語。

    ------------------------

    選書を間違えた……、こんなに恋愛モノだったなんて。そして、短篇集だったなんて。 表紙のシンプルさと、写真のグラスと、石田さんが好きらしい知人がいたから借りたのだが。選書を誤った。
    悪くはないんだけど、恋愛小説は読むに向かない。

  • 初めての石田衣良
    この本を読む読者に作者が勝手に作った条件は3つ
    1.できれば空腹時を避けて、毎晩ベットに持ち込む
    2.眠る前に、一粒か二粒ずつ、ゆっくりと服用する
    3.ウィークデイの5日間で読み終えたら、週末は元気にデートにでかける

    ・・・・全部やぶってごめんなさい!笑
    できれば巻末じゃなくて巻頭に書いてください、そういうことは笑

    読み終わってみると、確かに上の条件で読んだら
    もっと素敵に感じられるかもしれません

    短編集の中で、表題でもあるスローグッドバイは、個人的にはそんなのやだーって感じ。
    というなんとまあ、感想とも言えないようなしょうもない感想を持ってしまった笑
    さよならデートとは、最後に思い出の場所とかに行って、綺麗にさよならするデート。
    そんなの余計に未練になりそうなので、わたしはやだなー

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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