- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087748734
感想・レビュー・書評
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この人の本は色々なタイプがあって驚く
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自信はないけどプライドの高い主人公の、うだうだ動く心の動きだけを切り取った二篇
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出会った男の人にピンと来たら「この人と結婚するかも」と思う主人公の節ちゃん。(フルネーム読み飛ばしたかも)わかる。ちょっとでも自分の感性とか仕草とかが合うと思う時がある。でも節ちゃんと同じく追いかけるような努力はしない。ケイタリングドライブの方も性別は違えどなんとなく同情してしまう。そりゃ意識しちゃうよ。ドキドキしちゃうよ。そんなわけないと思いつつ期待してしまう野島さん。道中のジレンマ大変。
h29.6.5 -
思い込みのわりに行動が伴わないので、両作ともわかる~ってところけっこうありました。それでも深刻になりすぎず最後は明るいので結構読みやすかったです。タイトルが絶妙。
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共感できてしまった自分がすこしだけ情けない。このタイトルだからこそ手に取り、このタイトルだからこそ気恥ずかしい気持ちでもぞもぞする。みぞみぞ?
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中編作2編収録【この人と結婚するかも】主人公は、ちょっと素敵な男性を見ると「この人と結婚するかも」と思い込んでしまう女性。そして、告白すらする前に毎回、失恋。目の前に現れた、「ケン」を見たらやはりいつもの、「結婚するかも」レーダーが発令する。悪戦苦闘の末、恋愛というものが見えてきた主人公に幸あれ【ケイタリング・ドライブ】笑わせてもらった。パーティーのケイタリングを頼まれた料理研究家の運転中の心の叫びが延々と書いてあるのだが、とにかく踏んだり蹴ったりな上に、思考回路はショートする。男の本音をのぞき見できた。
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紹介を読んだ時の期待と比べると普通だったかな…。でも、結婚するかもとは思わないけれど、状況はかなり似てるから、やはり反省しないとと思う事も!2016/8/21完読
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タイトルが印象的で手に取った。
そのタイトル通りのことを出会う男性に対してしょっちゅう思ってしまう一話目の主人公に共感。一話目の主人公も二話目の主人公も、恋愛、仕事に行き詰まりを感じながら、毎日毎日を淡々と着実に過ごしている様子がとても等身大だと思う。ラストは、主人公が大きく成長したわけではないけど、少し意識を入れ替えたり前向きになったりしていて、希望が感じられて爽やかだった。 -
913.6ナカ
2015.8.7