- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087752786
作品紹介・あらすじ
ぼくを、買ってください。リョウ、大学生、男娼。夜ごと誘う恋なきエクスタシー。二十歳の夏の、光と影を描く物語。魂の渇望と性愛の深奥。長編書き下ろし小説。
感想・レビュー・書評
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石田さんが描くと美しくさえあるエロスの世界。ある意味、カウンセリング的な役割も負っているように感じました。
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娼婦ならぬ娼年の話。様々な女達の貪欲な欲望に応え、理解して尽くそうとするリョウは、慈悲深いマリアのようだ。
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面白かった。性の奥深さに触れらた。
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2021.08.28
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読了後に考えると、売春はもちろん犯罪なのだけどそれが頭から抜け落ちるくらい綺麗に感じた。
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人にはなかなか言えないようなことも、お金を払っている、客という建前があると、色々と話せてすっきりするのかも…普段抱えているモヤモヤを、登場人物たちが晴らしてくれているような気持ちになりました。
性描写よりも心情描写が強く印象に残る作品です。 -
原作小説は、映画版に比べるとさほど官能さはあまり感じられない。しかし、映画版とは違い、それぞれの登場人物の心情がより描けていたとは思う。
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映画化されているので原作は面白いだろうと期待したけれど、よく面白さがわからなかった。
前半は良かったけれど、薄っぺらく感じてしまった。
続編(シリーズ?)は読まないとおもう